たちばなはじめコラム– category –
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資金繰り改善のための「見切る」努力
たちばなです。 「継続は力」とは申します。 永きに亘って続けてきたご商売・・・そりゃ今まで通り続けたいよね。 でもね、資本主義経済社会はそれを許しません。 良いとか悪いとかではなく、あらゆるビジネスにおいて消費者は「改善」を欲しています。 「... -
クオリティスタート(Vol.37)
たちばなです。 「クオリティースタート」って知ってる? 主にアメリカメジャーリーグで使われる言葉。 「先発投手が6イニングを3失点ならまあまあ合格」と言う基準概念。 これは投手のスタンスからするとおかしいんだよ。 「打たれよう」と思って投げる... -
資金繰り改善の予防療法と対症療法
たちばなです。 先日、「たちばなはじめのコラムファイルPDFの無料配信」を告知したところ、本日までに76件のお問い合わせを頂き、全て対応させて頂きました。 ・日頃のワタシの配信を喜んでくださる読者からの励ましや、お礼。 ・休業からの再始動により... -
連帯保証人制度の悲哀
たちばなです。 西日本地域の「元事業主」。40代男性のFさん。 事業をたたみ、残った負債の一部に父親が連帯保証人になっているものがあり、その対応について追加で相談を受けました。 連帯保証人は正に「連帯」ですから、同様に責任を負う事であり、当事... -
「慣れる」ことの強さと弱さ(Vol.36)
たちばなです。 「慣れること」「習慣化する事」は時に利を生み、時に損を生む。 もう5年も前になる。 福岡でセミナーを開催した時に、沖縄から聴講に来てくれた若者のアドバイスをする事になったんだ。 如何にも沖縄人っぽい、おおらかさと、恰幅の良さ。... -
資金繰り支援コンサルタントの本文
たちばなです。 「事業再生コンサルタント」「相続コンサルタント」を標榜する人物から面談依頼を受け、早朝からリモート面談した。 30代男性。 信用金庫の出身なんだそうだ。 別に、資金繰り苦しい人を助ける立場の人が、資金繰り苦しくたって驚きもしな... -
恋は盲目(Vol.35)
たちばなです。 「恋は盲目」と申します。 惚れた異性にほだされて、負債を背負わされ、ワタシの所に相談においでになる方はこれまでもいた。 夫婦間で勃発した借金問題で、別れる別れないの仲裁に入った事もある。 でも、明確に「事件」として成立してい... -
時に数字はウソをつく
たちばなです。 「数字はウソをつかない」と巷ではよく申しますが・・・果たして本当にそうだろうか? ワタシは「時に数字はウソをつく」って考えているんだ。 手持ち資金の500万円。 200万円から増えていった500万円と、1000万円から減ってきた500万円の... -
事業主の”賞味期限”(Vol.34)
たちばなです。 【もっとも重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ ・ スティーブジョブス】 都内の事業主のKさん。 はじめてお目にかかったのは約8年前。当時は55歳だと言ってた。 当時のワタシは、まだ事務所を持たず、池袋... -
貸すか?貸さないか?は貸す側が決める事
たちばなです。 「なんにも支払いなんか滞っていないのに、カードが使えなくなった!」という女性からのお問い合わせ。 個人事業主で、日常のショッピングや事業上の経費や仕入れなんかでも毎月数十万円程度使っていたそうだが、今後はそれが出来なくなる... -
リスケジュールの真実
たちばなです。 日本国は資本主義経済によって形成されています。 資本主義経済社会である以上、「受益者負担の原則」が用いられます。 以下、WEBから拾います。 受益者負担の原則(じゅえきしゃふたんのげんそく、beneficiary-pays principle、user-pays&... -
最小は最弱に非ず(Vol.33)
たちばなです。 仕事を通じて知り合った友人から連絡があった。 「私の友達の友達を助けて欲しい」と。 当事者含め、当事者の妻や両親、姉らも含めて家族会議を開き、ワタシがそこにアドバイザーとして立ち入った。 なかなかシビアな案件だった。 連保と担...