たちばなです。
「資金繰りがキツイ」とか「カネがしんどくなってきた」とか・・・そんなに恥ずかしい事だろうか??
ワタシへのご相談者の中にも、「人目を忍んで」おいでになる方は多い。
周辺に、カネに困っている人はゴマンといる事は解っているのに、自分だけはそう思われたくない。
「ビンボー経営者でござい」と自嘲してはいるけれど、実際に財布の中身を語ろうとはしない。
「あの人は金持ちだから・・・」とは言うけれど、実際に財布の中身を見た人っていくらもいないだろうし、見られる側もそういう時があれば、その時は財布の中身を厚くする。
良い時もあるし悪い時もあるのは解っているのに、自分だけは「常に良好」と思われたい。
良くテレビでもあるよね。
「年商〇〇億円!」って言うフレーズ。
年商なんか、あんまり重要じゃない。
- 最終利益がいくらか?
- キャッシュフロー上の資金がいくらあるのか?
が重要なのは解っているのに、人は「年商ベース」で、その当事者が金持ちか否かを判断する。
その時の衝動は・・・・パチンコ屋含めて、ギャンブルする人が、勝った時の話しかしない事と何ら変わりない。
- 全ては自尊心。
- 全ては社会的地位の維持。
- 全ては虚栄心。
ワタシもそういう時期を経て、今日に至ってはいる。
そして現在、ワタシは自分の「かつての失敗」を糧に、それを隠さない事を前提に仕事をしている。
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その境地に至った人間にとっては、自らの自尊心を維持しようとしながら、ヒッソリとご相談においでになる方は、懐かしくも思えるし、いささか滑稽にも思えるんだ。
その人が良いとか悪いとか言っているのではない。
「妻には内緒で」とか「家族には内緒で」とか「近所には内密に」とかいうニーズを持ちながら来る人は多い。
そのニーズを持った相談者は押しなべてこう言う。
- 「心配をかけたくない」と。
- 「相手を困らせたくない」と。
そういう人に、ワタシは必ず言うんだ。
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