たちばなです。
都内の喫茶店でコーヒー飲みながら文をしたためております。
さて・・・成人し、社会に出てから新たに作られる人間関係は、「利害関係が一致するか?相反するか?」に関わる。
概ね・・・いや、全てと言って良いのではないか?
いやいや、例外もあるかな?
かつての政敵であった与謝野馨と小沢一郎が「囲碁仲間」であったことは有名な話だから(笑)
ワタシの場合、
同じ金融機関であっても「銀行」と「保険会社」であれば、ワタシは保険業に従事している方と多く仲良くさせて頂いているし、貸金業に従事している方とは全く交流が無い。
理屈は簡単だ。
銀行(銀行員)とワタシの仕事は利害関係が相反しているから。
「資金繰りに困窮している人は、借入金の返済を停止する事こそ再生への近道」と言っているワタシが、銀行にとって「目の上のタンコブ」になるのは明らかだからね。
保険会社(保険業)とワタシの仕事は利害関係が一部一致している。
「中途解約を申し出る契約先にワタシが仕事を施し、資金繰りを改善し保険契約が続けやすい環境を作る」事をワタシが達成した時に、保険業者はモチロン契約者にもメリットが大きい。
だから「友人関係」が構築されているかどうかは定かではないが、保険業従事者と親しくさせて頂く事は多い。
「〇〇銀行時代にたちばなはじめさんの存在を知り、なんとも疎ましく思ったものです。その後銀行を退職し、〇〇生命保険に転職したのですが、たちばなさんと真っ先にコミュニケーション取らせて頂きたいと思っていました!」
と、メールを下さった方もいた(笑)
いずれお目にかかる事だろう。
「カネが全てでは無い!」と言う人は多いし、そう言っていた方が世間的に格好いいのは明らかだけれど、資本主義経済社会である以上は、「同じ幸せならカネはあった方が良い」とか、「命と健康の次に大切なものはカネ」と言うのもまた本質だと思う。
無論、これを声高に叫ぶと世間ウケは悪いけれど(笑)
ワタシにご相談下さる方にいは、「税金滞納者」も少なくない。
「借金の返済をする為に税金を後回しにする」というご相談者は非常に多い。
「納税は国民の義務であり、借金返済は国民の義務でないのだから、借金返済などすぐに辞めて国民の義務を果たせ!」とワタシはこれまでも必ず言っているし言ってきた。
こんな簡単な理屈が解らない人間が、とある地域で永く商売をし、永く「名士」を気取っているケースもあった。
借金返済と税金納付は全く意味合いが違う。
借金における債権者は、債権回収行為には全て裁判所にお伺いを立て、裁判所の許可の下で回収行為を行うが、
税金における債権者たる役人は、「自力執行権」に基づき、裁判所の許可を経ずに、自らの判断の下で回収行為を行える。
また、それを免れるために、資金を隠したりすればそれは脱税であり納税免脱であり犯罪。
こういう簡単な理屈を知ってか知らずか・・・なんとも借金返済の為に納税を後回しにする人の多い事多い事・・・・。
面談していると、ワタシの指摘に対して抗弁するご相談者に辟易してしまう事もしばしば。
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