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チョーあやしい”債権者”(Vol.30)

たちばなです。

三年ほど前からアドバイスさせて頂いている神奈川県内の30代独身男性Cさんの話。

いろいろ事前準備した上で、アドバイスサポートしていた方。

昨年3月から今年9月までの、ワタシの勝手な休業期間中であっても、ワタシの教えを守り、指示通りに対応してくれていた。

今年9月にワタシが「再始動宣言」した後、真っ先に連絡くれて「引き続きアドバイスお願いします!」と連絡あったので、

ワタシにも急な休業によって彼に対して申し訳ない気持ちもあったことから、今後は期限を置かず、ワタシが命ある限り「永久無料コンサル」をさせて頂くに至った。

そんな彼から、

「こんな書類が来ました。減額金がそこまで知れていないので対応しなくても良いですか?(原文ママ)」と。

「遅延損害金をチャラにしてあげますから、借金を支払いして和解しませんか?」

という内容の債権回収会社からの減額和解案書だったんだ。

「ま、遅延損害金の60数万円を棒引きにする提案を受けたって、Cさんに150万円を一括弁済する能力は無いだろう」

と思ったので、その意向について、

「キミもだんだん知恵がついて来たね(笑)」

と返信し、アドバイスを終えた。

しかし・・・この書類を精査すると・・・請求者が個人名なんだよな。

不信に思って、「滋賀県草津市西大路町1番1号」という番地をWEBで検索してみたんだが・・・・サービサーだった。

――――――――――――――――――

債権回収会社(サービサー)とは

・債権回収会社(サービサー)とは、金融機関等から委託を受けまたは譲り受けて、特定金銭債権の管理回収を行う法務大臣の許可を得た民間の債権管理回収専門業者です。

・わが国では、弁護士法により、弁護士または弁護士法人以外のものがこの業務を行うことは禁じられていましたが、不良債権の処理等を促進するために「債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)」が施行されて、弁護士法の特例としてこのような民間会社の設立ができるようになりました。

※一般社団法人全国サービサー協会HPより引用

――――――――――――――――――

別に・・・心にやましい事が無ければ、堂々と「アストライ債権回収」って名乗ればいいのに。

WEBで「滋賀県草津市西大路・・・」まで検索すると、同じ番地と同じ名前の「T」なる人物が導き出される。

想像するに・・・・このTなる人物も、おそらく本名では無いだろう。

個人名でも法人名でも、おそらく請求行為を実行すること自体は過失は無いのだろうが・・・手法として適正なのだろうか?

この請求を受ける側からすれば、「Tってだれだぁ!?」くらいにしか思わないだろうし、請求する側も法人名義の方が訴求力が強まるとは思わないのだろうか?

またもし、このTなる人物が本名であったと仮定して、仕事の為とは言え、WEBで個人情報が垂れ流しされている事を把握し、納得した上で仕事をしているのだろうか?

また、債権回収業者を名乗るには法務大臣の許可が必要のハズなのだが、法務大臣の許可が必要な業者が、一従業員の名前がWEBで流布されるような仕事の進め方をしていて問題が発生しないのだろうか?

更には、その名前が流布されることを想定して「偽名」を使って回収業務をしているのなら、それは法務大臣のお墨付きで実行している回収行為なのだろうか?

ワタシも世間から「怪しい怪しい」と言われ続けて久しいけれど、このサービサーの回収業務も相当怪しいよね。

あんまりまともに取り合う必要は無いと思うんだけど・・・。

「こんなつまんない事を気にしているくらいなら、一生懸命に仕事して、汗かいて、稼いで、働き続けた方が、気が紛れるってもんだよ。」

と、Cさんにはアドバイスした。

もし、Cさんが本気で弁済をしようと思っていたと仮定したら、個人名の請求になんかおっかなくて振り込めないよね?

だって・・・このTなる人物が本当に存在するのか?否か?も解らないし、仮に存在しても、本当に債権を保有している人物かどうかも解らない。

「振り込め詐欺」かもしれないんだから、せめてサービサーの担当者であり、債権回収会社の担当者である事を証明できるような形で請求しなかったら、支払う側だって躊躇するって思わないだろうか!?

そんなことを踏まえ、Cさんには、

「もし、本当に正当な請求であれば、また時を改めて請求が来たり、自宅に来訪したりする事があると思うから、その時は免許証の提示を求めたり、債権回収業者の法務大臣許可証の提示を求めた上で対応したらいいよ。現代社会は新手のサギが多いから気をつけなきゃいけないよ」

とアドバイスを付け加えてやりとりを終えた。

しかしさ・・・ワタシも「怪しいコンサル」と言われ続けて久しいけれど・・・

彼らもワタシから言わせれば相当怪しいな( ̄▽ ̄;)

そんなことを思いながら、長女の作った「たこ焼き」をハフハフしながら喰らい、ハイボールを煽る。

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