たちばなです。
2025年8月度のセミナー行脚の出張を終えました。
東京駒込で13名
名古屋名駅で8名
大阪心斎橋で11名
リモート配信で20名
合計で52名の方々にワタシの「知識・スキル・戦略」をお伝えしました。
所要時間は各回2時間40分。
ワタシが見た限り・・・眠そうな人や退屈そうな人は見当たりませんでした。
・懸命にメモを取る人
・これまでの自分の思考や行動を思い返しつつ頷いたり頭抱えたりする人
・腕を組んで目を閉じ反芻している様子の人
・ただただこちらの表情や情報を知り深く頷く人
・ワタシの言う事を都度スマホやPCで確認している人
本当にワタシの話を聴いておられる人の様子は様々です。
ただ、つまらなそうにしている人は、贔屓目に見ても・・・いらっしゃらなかったように思います。
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聴講者数が多いか?少ないか?なんてワタシはもはやカンケーありません。
そりゃ多いに越したことは無いけれど。
でも数少ない聴講者の時は、「万難排してお越し下さった方」と自らに言い聞かせ、更なる情報をお届けしよう!と思うと、いい加減なおしゃべりなんか出来ませんね。
セミナー行脚中はもちろん、新潟の自宅にいるときでさえ・・・
コンサル業を始めてから、自宅や宿泊先のホテルで必ず実行するルーティーンがあります。
ベッドから体を起こし目を閉じ、しばし瞑想。
・今日の自分は昨日の自分より劣っていないか?
・自分の行動に後ろめたさはないか?
・自分の思考回路に違和感はないか?
・自分の放つ情報は聴講者にとって本当に有益なのか?
・自分は今日も聴講者を喜ばせる事が出来るのか?
・自分の“優先順位”は間違っていないか?
これらを頭の中で巡らせて “一点の曇りなし” を認識してから行動を起こします。
少しでも後ろめたさや矛盾を感じるような事があれば、即座に行動をやめ他のことに従事しようと思っていますが、この仕事を始めて15年少々・・・そんな風に思ったことはただの一度もございません。
出張行脚中は、各出先の近隣地の喫茶店でお一人様一時間程度の時間を割き、個別面談をして参りました。
東京で5名・名古屋で4名・大阪で5名の対応をして参りました。
皆さんが心底悩んで、
皆さんが忙しい中万難排し、
皆さんが不退転の想いで、
皆さんが覚悟を持って、
皆さんが不安な気持ちを抑えて、
勇気を出してワタシを訪ねてくださいます。
でもね・・・悩みを訊けば・・・「え!?そんな事で悩んでいたの!?」と言うような事ばかり。
当事者にとっては難しい選択であったとしても、周辺から見れば「こうすればいいじゃん!」と言うようなものがほとんどであったりします。
大きな選択肢は4つ
①事業が続けたい
・返済コストと利息コストをゼロにしたら儲けが出るなら続けようよ!その為の応援はします。
・返済コストと利息コストをゼロにしても儲けが出せないなら少しでも若いウチに次の仕事を探そうよ。そして進めようよ。
・アイデアと資金が残っているなら、再度創業すればいい。
・アイデアと資金が無いなら、時間と身体を売ればいい。
②事業をやめたい
・辞めたって働かなくていいワケじゃない。
・資金が無くなってから働きに出るより、資金が残っているウチに働きに出た方が「人生の建て直し」は早い。
・少しでも資金が残っているウチに早くやめようよ。
③事業を継がせたい
・大事な「跡継ぎ」に負債をおっかぶせると跡継ぎがマイナスからのスタートになってしまう。
・後継がせるならマイナスからのスタートよりゼロからのスタートが良いのでは?
・「跡を継いで良かった」と思われた方がアナタだって心持がいいでしょう!?
④事業を売りたい
・会社を売ろうとすると、買う側はアナタの負債も背負う事になるから引いてしまう
・会社ではなく事業を売る、と言うスタンスを取れば買う側に負債を被せることなくなるし、買う側も買いやすい。
・負債はアナタが被った上で“破産回避”すればいい。
・事業を続けたい
(続けたいならせめて営業利益くらいは出そうよ)
・事業をやめたい
(やめたいなら少しでも資金が残っていたほうがいいんじゃない?)
・事業を継がせたい
(継がせる人にマイナスからのスタートをさせるべきでない)
・事業を売りたい
(買う側に負債をおっかぶせるようなスタンスは慎むべきだ)
どの選択があったっていいし、それについてワタシはイチイチとやかく言いませんよ。
でもね・・・その手段を選択するにしても、「借金が残っていてよかった!」なんて言う状況にはならないんですよ。
どの道、負債は片づけなければいけないのです。
アナタが生きているウチに片づけられなければ・・・
・当事者の配偶者と子と兄弟姉妹とその子供が法定相続人となり、
アナタの遺した財産を相続すれば、アナタが遺した負債も相続する事になるのです。
アナタの遺した負債を相続放棄すれば、アナタが遺した財産も放棄しなければならないのです。
これがいかに罪な事か?アナタは考えた事がありますか?
自分の借金くらい、自分が生きているウチに片づけなさいって!
自分の尻は自分で拭いてから死になさいって!
・借金は返し続けたら終わりません。返し続けるから終わりません。あなたの命はいずれ終わります。
・リスケジュールしたら借金は終わりません。あなたの命はいずれ終わります。
・破産したらお金は残せません。
生きているウチに、元気なうちに、子や孫に遺さない為に・・・有事においてあなた方が出来る事って・・・「破産しないで負債を片付ける」以外に手段が残っていないのではないですか?
ワタシを否定するのは簡単なのですが、「それなら他に手段はあるの?」とワタシが問えば、あなたはおそらく押し黙ってしまうでしょう。
もはや禅問答に近いね(笑)
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自分の代で借金を終わらせる方法
ワタシは上記に示した思考に、自らの「多重債務経験」と「破産回避経験」を織り交ぜ、コンサルタント業を営み・・・
累計講演回数は国内で1800回を超え
累計個別面談数は間もなく8000人になり
こなしたクライアント数は1900に間もなく届きます。
ワタシの著作を読み、
ワタシのメルマガ原稿を読み
ワタシのセミナーを聴講し
ワタシとの個別面談で救済策の提示を受け
その上で行動を起こさない人は本当に多いです。
時間かけて、手間かけて、知識を習得して、対応策を学び・・・その上でなんにもしないんです( ;∀;)
ワタシも一定の時間、無駄な時間に付き合わされているんですがね(苦笑)
二言目には
「コワい」だの・・・んなもん我慢しろ!
「心配だ」だの・・・オレが後ろ盾になってやる!
「捕まるんちゃうか?」だの・・・国内でそんなヤツおらん!
「家族の同意が得られない」だの・・・同意を得てやるような事ちゃう!
もうね・・・なさけなくてワタシは日々涙が止まりません!(笑)
イヤ、ワタシの話を聴いて、面談して、それでも破産するって言うならそれはそれで構わないんです。
破産制度そのものを否定しているワケではないので。
あくまでもワタシは「経済的合理性の観点から破産回避が良いのでは?」と提示しているに過ぎません。
先日ね・・・
コロナ融資で信用金庫の協会付融資と政府系金融機関の借入金との返済に困っている事業主の相談を受けました。
・信金分の融資は協会付なので「契約書の記載通り」に代位弁済して貰った上で、信用保証協会に無理のない範囲で弁済すればそんな手荒な回収は受けないし、それすら財源が厳しいのであれば、返せない事自体は取り締まりの対象ではないので時の経過による解決は有効だ、とアドバイスしました。
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