たちばなです。
神奈川県相模原市のクライアントであるBさんから、LINEでニュースネタが貼り付けられてきたんです。



※WEBから引用
たぶんBさんは、「コンサルも淘汰の時代を迎えているけど、アンタもダイジョブなの?」と言う意味で送ってきたんじゃないか?と想像したんです。
「コンサル」と一括りにしてしまうと、ワタシの立場も危ういと考える人が一定数いるんでしょうし、ワタシ自身も未来永劫ワタシの仕事が安泰とも思っていません。
「盛者必衰の理」を誰よりも意識していますし、その為に自らを守る為の「備え」についても取り組みをしています。
以前にも文にしたためましたが、商売の成否は「需給バランス」なんです。
・需要に対して供給が多ければ儲からないんです。
・需要に対して供給が少なければ儲かるんです。
これが当てはまらないケースがあるとすれば・・・「WEBでハネた人」くらいですかね。
モノを喰わない人はいないから飲食店のニーズは高い(需要高)けど、あまりにも店舗数が多すぎる(共有高)だから、淘汰の波が進んでいる。
コンビニやスーパーでの総菜が充実し、実店舗でなくても食事が出来るようになったこともその要因。
モノを買わない人はいないから物販のニーズは高い(需要高)けど、あまりにも競合数が多すぎる(共有高)から、淘汰の波が進んでいる。
WEBでモノを買う人が増え、ワザワザ店舗に出向く必要性が乏しくなったこともその要因。
住まいを求める人は多いから建築のニーズは高い(需要高)けど、人口減少で空き物件や空き地が増えてきた事で優良な賃借物件が増加。
あえて持ち家にこだわる必要が無くなって来た(需要減)から、中小工務店が悲鳴を上げている。
ビジネスは「需給バランス」を意識しないと現況の日本社会ではまず生き残れません。
飲食・物販・建築に限らず・・・・美容や整体、製造業や不動産、介護支援や障がい者支援にもその波が及んでいますし、同様にコンサル業界に淘汰の波が進んでいるのもそれが証左であると言えるでしょう。
コンサルにもいろいろありましてね・・・
・WEB
・マーケティング
・増販
・飲食
・店舗設営
・経費節減
・資金調達
・保険(見直し)
・M&A
・リスケジュール
・助成金や補助金
・事業再生
上記に添付した記事にもあるように、コンサルって「参入障壁が低い」と言うのが大前提なので、15年前のワタシも含めて「雨後の筍」のようにニョキニョキと出現するのですが・・・
「需給バランス」を意識しない業者は必ず淘汰されます。
良くも悪くも上記に示した業種のコンサルさんはあまりにも数が多すぎて「需要に対して供給過多」と言えるからこそ淘汰の波が進んでいる、と言う事なんでしょう。
リスケジュールを手助けして手数料ハネるなんて、ワタシから言わせれば詐欺師の類ですよ。
リスケジュールなんか自分でやれることだし、そもそもリスケジュールなんかして建て直せた事業体なんかほとんどありません。
資金調達コンサルなんか言ったって、「穴の空いたバケツに水を淹れる意味」を考えたらそんなもんが事業再生だ、などと言える思考にも相当の無理がある、と言う事でしょう?
助成金や補助金も一定の効果はあるんでしょうが、「焼け石に水」ってところでしょうし、これもライバルが数多くいますね。
M&Aもエージェントがウヨウヨいますが、上手く行かない要因は「借金も一緒に引き継がせるのか?否か?」ここで売り側と買い側の見解に相違が生まれ、なかなか話が進まないまま・・・資金が枯渇。
ここで「たちばなさーん!」って来る人も少なくないです。
いずれにしても「需給バランスを意識する」と言う事はコンサル業者にこそ重要な思考要素と言えるでしょう。
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