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負債を継がせず事業を継がせる新しい世代交代のカタチ(Vol.223)

たちばなです。

浜松の60代の物品販売業の社長。

「自分も良い年齢になったし、息子も一丁前になって来た。たちばなさんがご指摘されるような危機的状況とは思っていないが、息子への事業承継はなるべく息子に負担のないカタチで進めたい」

と言うニーズがあり、リモートで個別面談した。

売上もそこそこある会社だったが、負債もかなりあるようだ。

事業所は根抵当に入っている。

最終決裁権者たる代表取締役として、

家長たる父親として、

また、先輩ビジネスマンとして、

・今のうちにやっておくべき事
・今のうちに準備しておくべき事

をお示しした。

息子には

跡継ぎとして、

世襲者として、

また、若手ビジネスマンとしてのアドバイスは・・・

「世襲社長と言う考えを捨てて、“再創業”という思考を持つように」と勧めた。

「事業を続ける事」と「会社を続ける事」はイコールではない。

アナタの事業は、その会社でなければ出来ないものでは無いのだから。

会社を続ける事でマイナスのスタートを切るより、

会社を続けず事業を続ける、と言う概念を持つことで「ゼロからのスタート」を切る事が出来る。

もっと言えば「代表取締役」でなくとも、事業体の支配者になる事は出来る。

再創業と言う概念で仕事をすれば、どうしても「資金繰り」と言う概念を捨てられなくなる。

会計上の数字の動きを把握せずして再創業など出来るはずが無いのだから。

世襲経営者にありがちな「数字を追いかけず、仕事ばかり追いかける」と言う誤ったスタンスを排除するには、「自分が創業者なのだ」という思考と誇りを持つこと。

これが肝要なのだ、と息子にはアドバイスした。

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