たちばなです。
本メルマガは11月5日(火)に配信されていますが、本文は11月3日(日)に執筆されています。
先週末をもって、10月度後半の四泊五日のセミナー行脚を終え、その後の日々個別面談のご要請対応をこなしています。
今回も・・・
東京で20名。
名古屋で11名。
大阪で13名。
リモートで30名の方々に聴いて頂きました。
資金繰りの何たるか?を
有事の資金繰りの何たるか?を
金融対策の何たるか?を。
毎日毎日セミナー後は懇親会を開きます。
最終日の大阪では飲みすぎました。
翌日の帰宅時に、いささかアルコールが残っているような気だるい体調のままだったように記憶しています。
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さて・・・
2010年5月1日から資金繰り支援コンサルタントを自認して14年と半年が経過しました。
セミナー回数は1600回を超え、個別面談件数はもうすぐ6000件に。
クライアント数は延べで1700件に達しようとしています。
47都道府県のうち44を廻らせて頂きました。
宮崎・山口・鳥取は未だご縁が無いのだけれど(笑)
14年半もこの仕事しているとね・・・・
クライアントさんや、嘗てのご相談者や、セミナー聴講者の中で、
残念ながらお亡くなり方もチョイチョイ出てまいります。
「遅かれ早かれ人はいずれ死ぬ」のは自然の摂理ではあるのだけれど。
遺されたご親族からもご相談を頂く事が増えてまいりました。
・夫が残した借金を財産と一緒に相続してしまった。
・妻が借金を遺していたことを知らずに相続してしまった。
・兄弟姉妹で親からの相続がいつしか「争続」になってしまった。
・親から事業を引き継いで帳簿を確認したら、想定していないほどボロボロの状態だった。
・親から事業を引き継いだは良いが、金融機関との関係性が粗悪だったようで関係修復に苦慮している
などなど・・・・枚挙に暇がない状況になってきたことも事実です。
「追い込まれなければ考えることは無い。でも追い込まれたら考えられない。」
死のうと思って今を生きる人間はいないけれども、一方で死なない人間はいないのも事実です。
また、みんながみんな余命宣告をされて穏やかな死を迎えるわけでない事も事実ですから、やはり「人生の後片付け」とは、自分の為ではなく、むしろ近親者の為に積極的に準備しておくことも大事なのではないかと思っています。
お亡くなりになったワタシのクライアントさんのご家族やご兄弟からのご相談を受けると・・・暗澹たる気持ちになるのです。
日頃より、ワタシは幾度となく申しております。
「有事の資金繰り解決の最短距離は“不動産への執着心を排除”する事である」と。
ワタシも新潟の資産家の元ボンボンとしてこの世に生を受け、14年前に当時6億円の負債を抱えて苦しんでいた時に、不動産への執着心を排除したら・・・恐ろしく解決が早かった経験を持っています。
また、現在多くのクライアントさんにアドバイスをさせて頂いていますが、
やたらに手間がかかったり、
やたらにコストがかかったり、
結構な痛手を代償にしなければならなかったり、
債権者に尻尾を掴まれかけたりすることがしばしばです。
その為の対応策を先送りにして、後々に当事者が亡くなり、遺された者たちが辛酸をなめる様子を幾度となく見て来ました。
相続問題が“争族”問題に発展するケースは少なくなく、そのほとんどが・・・【家持ちと土地持ち】である、と言う事です。
家屋敷が遺ったとしても・・・・ウチみたいに娘が三人もいると・・・・
「おねーちゃんはリビング。次女のあたしはベッドルーム。三女のアナタはトイレよ!」なんて話になりませんからね(笑)
不動産が残っているからこそ争族問題に発展するのであって、不動産を残さず資金を残すことで、争族問題が回避しやすくなる、と言う事です。
だって・・・不動産は割れなくて、現金は割れるのですから。
そこで本日は、とある有名な税理士先生の「相続」についてのメルマガ投稿文を下記に転載し、皆さんの「人生の終活の備え」として頂きたく思います。
少々表現が「難しい」と感じるかもしれませんが、我慢して読みましょう(笑)
大切なことが数多く書いてありますよ。
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