たちばなです。
三週間ぶりのメルマガ配信となりました。
日頃より配信を楽しみにして下さっている方々におかれましては、やや間隔が空いてしまった事につきまして心よりお詫び申し上げます。
ここ二週間ほどですが・・・新規のお問い合わせが急激に伸びましてね・・・いずれも「手間のかかる案件」ばかりでして、いろいろ手回ししたり、打ち合わせしたり、協力先ブレインとの打ち合わせをしたり・・・
同時に既存クライアントのフォローアップもキチンとしようとすると・・・静かに目を閉じ、主旨を思考し、構文を模索し・・・と原稿に気を廻す時間の確保ができにくくなっておりました。
事前に、事務局の谷本に電話し
「メルマガのバックナンバーをお読みいただき、時間を稼いでおいてほしい」などと要請しておりました。
ここ数日、ようやく落ち着きを見せてきたので、「ここで怠けグセをつけてはいけない!」と一念発起し、本日執筆するに至りました。
急激に問い合わせが増えた事には明白な理由があるのです。
先月の東京駒込セミナーで「不動産所有者特化型セミナー」を開催したのです。
「有事の資金繰り改善と不動産対策は密接に関与する」と言う概念の下で開催したところ、望外のご好評を頂戴しましてね・・・そこに関わった方々からのお問い合わせが重なった事もあったのです。
日頃より「不動産への執着心を排除する事こそが資金繰り改善の近道」とは申しておりますが、やはり・・・・「不動産に悩む資金繰り困窮者」は非常に多い。
そんな社会環境に配慮する意味で開催したのですが、思わぬご好評。
来年一月に再度開催する事にしました。
2024年1月11日に開催します。詳細は追って公式サイト等でご案内します。
引き続き、当方の情報にご関心をお寄せいただければ幸いです。
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さて・・・
そんなお問い合わせ急増の環境下におきましても・・・初回無料の個別面談時にワタシのアドバイスを受け入れられず「検討します」と言葉を残し、結局は何もやらない・・・と言う方も一定数存在します。
「他の手段」をお持ちならいいんです。
それならワタシだって「そういう事ならそれでいいんじゃないっすか?」って言うと思います。
でも、そういう方々って・・・他の手段をお持ちでない。
「漠然とした恐怖感」「実態無き不安感」に脳内を支配され、冷静な思考が出来なくなってしまう方ばかり。
先日も、東北のとある街の飲食店事業主。
一年半前に個別面談していました。
負債はと言えば、政府系とマルホの融資で総額約4000万円。
返済猶予中ではあるが、間もなく猶予期限が切れるので、返済原資が確保できず・・・と言う内容。
更に聞けば、「まだ内部留保が1100万円現存する」との事だったので、早急な取り組みをアドバイスしたのですが・・・それに至らず、そのままになっておりました。
先月、再び問い合わせがあり、面談対応したら・・・その1100万円は見事に溶けてしまっており、無一文のスッテンテン。
東北から九州地方に家族を連れて引っ越し、現在は第二の人生に取り組み中、との事でした。
戦略があるのか?無いのか?はわかりませんが、一年半前に取り組んでいれば1100万円の資金を残したうえで再生活動が出来たかもしれない。
九州転居をせずに済んだかもしれない。
そんな忸怩たる思いを持ちつつ、先ほどもワタシはこの方とリモートにてコンサルを実行した所でしたよ。
本当にもったいない・・・勿体なさすぎるよ。
隣に座っていた当事者の協力者も深く頷いていましたよ。
今日もやはり言わずにはいられない。
繰り返し申し上げる。
- リスケジュールはしてはいけない
- リスケジュールして事業主にメリットはない。銀行と銀行員にはメリットがある。
- リスケジュールはトラップに過ぎない。
- リスケジュールと返済猶予は同じ。やってはいけないし猶予を受けてはいけない。
- リスケジュールを実行して一定期間やり過ごした後に、通常弁済に戻して利益を出して存続している事業体はまず存在しない。
- 「10ある返済を2に圧縮」しようと考える人間はそもそも返済能力が「ゼロ」である事に気づくべき
セミナーでもワタシの情報を得て、メルマガでも情報を得て、それでも問題に着手しない・・・と言う人たちの思考回路ってどうなっているのでしょう???
①:金融機関の信用が無くなる
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