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借りられる人と借りられない人(Vol.18)

たちばなです。

これまでに約1000本のセミナーを実行した。

まずはコチラも勇気を出して・・・「たちばなはじめ」なる得体の知れない人間のセミナーを興味を持って聴いて頂く呼び水として・・・確かにワタシは言った。

「借金の時効」と検索すると、182万件もヒットする、と。

安心してもらうためだ。

この情報は、聴講者の多くの皆さんの記憶に留まっているようだ。

でも、同時にワタシは「時効なんか完成させてもさせなくても意味が無い」とも言った。

この情報は、皆さんの多くの記憶に留まっていないようだ。

なぜなら、過去の聴講者がその後クライアントになり、この度のワタシの再始動後もアドバイスを求めて来る方々の中に「時効を完成させたがる」人が多いからだ。

ワタシは「完成させる意味が無い」と言ってるのに、そんなワタシに「時効の完成させ方」を問い合わせて来るんだ。

「人間は忘れる動物である」という事を痛感すると同時に、自分のセミナーのクオリティがまだまだ伝達要素としては低いと認めざるを得ない、と感じた。

近畿地区の30代男性から問い合わせを頂いた。

かつて借りたカネを返せなくなったのだから、「もう借りなくていいようにしよう」と思ってもらいたかったんだが、当事者は「改名してでも借りたい」と。

当事者の業種を踏まえると、そう考えたいのも解らなくもないが・・・ワタシは彼がまた同様な失敗をするのではないか?と危惧した。

そして、「改名したら借りられる」と考えるのは余りにも浅はかであり、そのスタンスは「貸し手を騙す」思考であると感じた。

そんな感情を心にしまいながらアドバイスを返信をした。

この当事者とはSNSで繋がっている。

ここのところ、彼の新しい趣味に関する投稿があったので、「趣味に関して投稿する余裕が出来るくらい立ち直ったんだな・・・」と思い、喜ばしく思っていたんだが、少々残念に思った。

この当事者を批判しているのではない。少しだけ落胆したのだ。

関東地方の40代女性からもお問い合わせを頂いた。

前記した男性と同様に時効の完成について問い合わせを受けた。

こちらは別の理由があって電話した。

「なぜ時効を完成させたいの?」

と訊いたら、理由がハッキリしない。

「スッキリするかな、と思って」と言う程度。

「もうスッキリしていない?声が元気そうだけど。時効完成したらってカネが借りれるワケじゃないよ。時効の援用にもお金はかかるよ。カネ無いんならそんなことにおカネ使う意味ある?」

と言うと、黙ってしまった。

しばらくして「それもそうですね。意味無いですね。」と言ってくれた。

繰り返し繰り返し申し上げる。

借金の時効が完成したからと言って、ファンファーレは鳴らないし、セレモニーも始まらない。

借金の時効が完成したからと言って、カネを借りられたり、クレジットカードが使える、と言うものでもない。

借金の時効が完成しなくたって、クレジットカードは使える人はいるし、カネが借りられる人はいる。

更に言えば、「破産したら7年借金出来ない」とは言うけれど、破産後3年や5年程度で千万単位の借金をしてご相談においでになった人もこれまでに数人いた。

でも、その人たちは押しなべて、仕事や生活を建て直して収入がある人であり、資金が廻っている人たちなんだ。

借金の時効が完成したからと言って、それでもクレジットカードが使えなかったり、カネが借りられない人も少なくない。

更に言えば、今まで滞納した事も無いのにある日突然カードが使えなくなった、と言う人もいる。

なぜ使えなくなったかと言えば・・・・

貸す側が「この人には貸したくない、ウチのカード使わせたくない」

と思っただけであって、それ以上の理由は無いのだ。

「貸すか?貸さないか?」は貸す側が決める事であり、いちいち理由を述べなければいけない理由もない。

ただ同時に、「返すか?返さないか?」は借りた側が決める事であるんだ。

良いとか悪いとかいう問題ではない。

全て「債務者側」にカネがあるか?カネが無いか?のみがそれを決める理由なのですよ。

カネが借りたいならカネを作れ。

クレジットカードが使いたいならカネを作れ。

アンタが貸す側の人間だった時に、

「この人だったらウチのカードを使わせてもいいかな?」

と言う人になれ。

アンタが貸す側の人間だった時に、

「この人だったらウチから融資しても大丈夫だな」

と言う人になれ。

そういう人であるか?否か?は、時効が完成しているか?否か?とは全く関係が無いのだ。

一方で・・・・子どもには、

「欲しいものがあったらお金を貯めて買いなさい」と教育するのに、

大人になると・・・「足りないから借りよう」と考える歪みにも思いを馳せないといけないのだ。

ワタシには、自分がそんなにトンチンカンな事を言っているとは思えないのですよ。

情報を正しく伝えようとするには、これまでのワタシのセミナーの3時間半は少々長すぎたようだ。

だって・・・本当にワタシが伝えたい事が正しく伝わっていないんだもん(笑)

10月から徐々にセミナー活動も再始動するが、しばらくは情報を制限してなるべく短時間で行こうと思う。

出し惜しみしているつもりは無いんだが、情報が多すぎて聴講者の脳みそに正しく伝わらない事が解ったから。

今更ながら(笑)

この投稿も、魂込めて書いているんだが・・・・あんまり伝わらないのだろうな・・・・。

【言霊】ってあるよね。

ワタシの文章にはまだ「言霊」が薄いんだ。きっと。

きっとみんなこの文章の事はそう遠くない先に忘れる(笑)

それは読者のせいではない。

伝え方が悪いワタシの過失なのだ。

追伸:

ちょっと前の話なんだけど、自分の信用情報を取得しに、西新宿のCICに行ったんだ。

その際に、モニターに映っていた。

「お客様の信用情報の保持期限は5年です」と。

やはり、あらゆる問題は「5年で解決」するんだよ。5年で自動的に抹消するんだ。

ここに時効が完成するか?しないか?は、断じて関係が無いんだ。断じて。

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