たちばなです。
本メルマガは9月3日(日)の朝10時過ぎに配信されていますが、本文は2日(土)の日中に執筆されています。
各位が本文をお読みの頃、ワタシは怒涛の個別面談6レンチャンを遂行中です。
たくさんのお問い合わせを頂き、最善を尽くしている事かと。
8月下期のセミナー行脚、三泊四日の旅程を終えました。
史上稀にみる、トラブル続きの行脚でした。
■初日
・JR運転見合わせトラブルで新潟県柏崎市で強制下車。
・レンタカーを調達し、大阪心斎橋まで560キロのドライブ。
・滋賀栗東インター付近で事故渋滞でセミナーに一時間半遅刻(事務局の谷本の機転で、先月のセミナーの録画で対応)
■二日目
・大阪から横浜へ移動。レンタカーの大阪乗り捨てを拒否され谷本とともに車で移動。
・大阪市郊外で慢性渋滞に見舞われ、横浜到着が遅れる見込み。運転を谷本にチェンジし、たちばなは京都駅で下車。新幹線で新横浜に向かい事なきを得る(谷本は1時間半の遅刻)。
・懇親会後、ホテルに向かう道中で体調の変異を感じる
■三日目
・朝からホテルで嘔吐。発熱なくも食欲無し。とりあえずどうにか二件の個別面談をこなし、谷本の運転で横浜から東京へ。
・道中、どうしても無理と判断し、駒込セミナーに穴をあけるも、参加者全員に電話し、アーカイブのセミナー動画でお許しを頂くように謝罪し、ホテルへ。15時~翌朝5時まで眠り続ける。
・少し楽になり、谷本と別れ、自力で東京神田のホテルから柏崎のレンタカー屋まで走る。途中断続的に襲う腹痛に腹を摩りながら約270キロ。
・帰宅した安心感から、自宅で軽く食事。夜になり腹痛がぶり返し七転八倒。
■四日目
サラリーマンを欠勤。
■五日目
養生二日目。サラリーマン出勤できない為、とりあえずメルマガを執筆する。
こんな経過をたどりましてね・・・現在もまだ少し胃痛は残っているのですが、何も食べなければ問題ないので、とりあえず「台風一過」の状態です。
今回ばかりは、事務局の谷本に救われましたよ。
穴をあけた大阪セミナーをアーカイブ映像で穴埋めし、
京都から横浜までの運転を担い、
中止にした駒込セミナーの参加者の留飲を下げ・・・・本当に救われました。
9月に札幌で仕事してくるので、なんか送ってやろうと思います♪
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さて・・・本日は “ビジネスにおけるセオリー” について話します。
「孫子の兵法」ではこんな“教え”がございます。
【理不尽な状況下にあっても怒りに身を任せた方がやがて敗北の辛酸を舐める】。
ビジネス、異性、財産、人間関係・・・これらを巡るいざこざが、世俗や巷には数多くありますし、ワタシの仕事の性質上、これらトラブルの仲裁に入らざるを得ないケースは少なくありません。
そこでワタシ得た結論があるんです。
「感情的になり、自分の感情や欲求をストレートに発した方が、そのニーズを満たせない」という事です。
とかくこの世は、「怒ったモン負け」なんですよ。
なんでもそう。
感情の赴くままに、腕力を頼りに手を挙げて、その瞬間はスッキリするかもしれない。
でも、時を経て・・・・それは「しっぺ返し」となって何倍にも返ってくるんだ。
なぜって?
それは、日本が法治国家だからなんですよ。
だから、とかくこの世は怒ったモン負けなのですよ。
JRのトラブルに遅延になると必ず出てくる、駅員に暴言を浴びせるヤツ。
駅員に文句なんか言ったって、何の意味もない。
駅員だって言わされているんだからね。
そういうヤツが今後どんな発言したってさ・・・
「アイツは感情のままに表情や行動が出てしまうヤツ」とレッテルを貼られ、聞いてもらえなくなってしまう。
人間の情報の伝播って・・・「何を話すか?」と同時に「誰が話すか?」も非常に重要なんですよ。
日頃からチャランポランな人間が、急にまともなこと言ったって誰も信じないし、まともに取り合わない。
ワタシだって地元じゃ「元小売業のボンボン」くらいにしか思われていないからこそ、地元では基本的には仕事をしない。
自身の話す内容が、相手に対して「浸透しないな」と判断したら、一定期間主張や発信を止めてみる、と言う事も非常に大切なのですよ。
ワタシも以前はブログを書いていました。
「誰でも読めて、無料で読めて、気軽に読める環境を」と思ってブログ書いていたんだけど・・・なかなかPVが増えない。
それなら「いっそ読みにくい環境を作ってみよう」とメルマガにシフトしてみた。
購読希望者に、「メールアドレスをワンクリックで登録させる」というストレスを与えてみたんだ。
そしたら、二年で読者が2.5倍になった。
一流どころと称される出版社から、過去二回ほど出版依頼を受けた事がある。
ザックリとイメージしてみたんだ。
「今どき、本屋で本買うヤツなんか、そんなに数多くない。ネットで本買うヤツは買いたい本が決まっている。著者は重版を目的に本を書くとなると・・・下手するとこりゃ自分で売り歩くことになるな。」
そこにリスクを感じたたちばなはじめは、これまでも本を出版したことはありません。
本を出したことはあるよ。
みんな読んだでしょう??
たちばなはじめ公式サイトで、タダで読めるよね?
本を売ろうとすると、「消費者の抵抗」を招く。
本をタダで配ろうとすると、「いつでも読める」と考え読まなくなる。
本をワンクリックして登録してからダウンロードすると「せっかくダウンロードしたし」と読もうと思う。
自分の欲求を果たすために、自分の産物をアピールすればするほど、相手はそれを疑うんだ。
アピールはほどほどに。
それに気づいたときにも「まあ気が向いたらどうぞ」という程度にしておくと、相手の耳目を引くなんてことはよくある事なのですよ。
「ビジネスにおける交渉事」も然りなのですよ。
債権者と債務者の立場において、ワタシは「債務者の味方」。
債権者は道義的に強い立場にはあるけど、法的には弱い立場にある事を理解しなければいけない。
「とかくこの世は怒った者が負け」なのだから、
たちばなはじめが債務者の味方である以上、その敵となる債権者を怒らせ、暴挙に出させることを念頭に交渉事のアドバイスをしなければいけないんだよ。
「たちばなさん、銀行さんや信金さん含め、こちらの状態を丁寧に話して許しを頂かなければいけないんじゃないですか?謝るべきなのではないですか?」
セミナーでも、個別面談でも、懇親会でも、こんな指摘や思考を披露する人が多い。
でもよく考えて。
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