たちばなです。
本メルマガは3月4日(土)の朝9時に配信されていますが、本文は3月2日(木)の日中に執筆されています。
皆さんが本文をお読みのころ、ワタシは千葉県の海沿いの「ネズミ王国」に向かっている事でしょう。
1月に娘たちを王国に連れていく予定だったんですが、インフルエンザに罹患してしまい延期になっておりまして、その代替として本日千葉浦安に向かうことになったワケです。
妻と三姉妹は王国の雰囲気を満喫しつつ、ワタシは近隣のどこかでコーヒーを飲みながらリモートで個別面談などして過ごそうかと。
ワタシはああいった「王国系」が非常に苦手でありまして・・・。
「オレは中には入らない。運転手でいいなら連れていく。」という条件を出し、子供たちが快諾した、という事です(笑)
さて、
・事業を続ける
・事業をやめる
・事業を継がせる
・事業を売る
どの手段をとるにしても「借金が残っていてよかった」という環境にはならない。
これは以前のメルマガでも書きました。
さらに言えば、
・まだ方向性が定まらない
という環境においても同様です。
方向性の定まらない方に「いくつかの方向性」をいくつかお示しし、お選び頂いた上でそれに準拠し、その欲求が実現するように、また近づくように誘っていく事がワタシのミッションである、と自覚しています。
これまでに5000人以上の方と個別面談させて頂き、
・「なるほど!」と納得される方
・「そんなこと信じられない」と拒絶される方
・「少し考えます」とやんわり否定される方
・やんわり否定した後、時を経てもっと困窮してから、再度お問い合わせ下さる方(このケース多いです)
中には「他人事だと思ってバカにするな!」なんて画面越しに激高され、数日後に深々とワタシに詫びた上で現在はクライアントになった、という方もいます(笑)
今はすっかり元気で仲良しになっていますけどね(^_-)-☆
当然ながら、ご相談下さる方は「私事」としてワタシにお問い合わせ下さるワケですが、ワタシのアドバイスが奇想天外と受け取られる方の多くは、ワタシが無責任な事を言っている、と解釈される方も一定の割合でいらっしゃるようですが、
ワタシは、ご相談者に対して「責任なきポジションからのアドバイス」しか出来ませんので、無責任な発言と言われてしまえば、それを否定しようもありません。
ただね・・・責任ある立場の方が「私事」として資金的に追い込まれている立場なのに、ワタシが一緒になって慌てることにいったい何の意味があるのでしょう?
追い込まれ、冷静さを失っている方には、努めて冷静に対応し、今後の指針を指し示すためには「責任なきポジションからの発言」こそが有効であり、その蓄積の賜物こそが「たちばなはじめ」であり、ワタシの本文であると確信しています。
都内の事業主のLさん。
来年還暦を迎える事業主が、東京秋葉原セミナーにおいで下さいました。
おしゃれな感じのオジサマで、髪の毛もフサフサ。
「来年還暦?若々しいなぁ~。なんか東京っぽい人。」とは、ワタシの正直な感想でした。
セミナー後の質問も非常に積極的で、その後に聴講者12名のうち10名で近くの居酒屋で懇親会したんですが、そこでも積極的にコミュニケーションをとろうとして下さり、懇親会の雰囲気も和気藹々を維持しつつ、楽しく過ごしていたんです。
数日後にZOOMで面談したんですが、少し驚きました。
1,8億円の年商に対して負債が2億円を超えていました。
この状況で「少しずつ売り上げが伸びてきているからどうにか建て直しを」と考えている方でした。
本人にも言いましたが、「Lさんは若々しいけど若くはないですね」と指摘しました。
債務超過の中小事業体が、増販政策で蘇生するなんて聞いたことありませんし、それはLさんも把握しているはずなんです。
~ この続きをみるには ~