たちばなです。
本メルマガは10月2日(日)の朝9時に配信されていますが、本文は10月1日(土)の早朝に執筆されています。
読者各位が本文をお読みの頃、ワタシは地元町内の子供会で廃品回収に汗を流している頃かと。
さて本題に・・・
ワタシごときに「事業再生」なんか出来ません。
日頃より「中小企業ごときの資金繰り改善なんかで当事者が出来る事は2つしかない」と申しております。
- 売上伸ばすか?
- 経費減らすか?
これしかありませんし、これ以外に見いだせるものも財源も無いんです。
- 売上伸ばしましょう(それが出来れば苦労せん!)
- 客数増やしましょう(人口減少社会で?インバウンドも見込めないのに?)
- 客単価上げましょう(デフレ隆盛社会で?日銀が2%の物価上昇も出来ないのに?)
- 役員報酬減らしましょう(もうやってるわ!)
- 経費減らしましょう(運営に支障出た時にあんた穴埋めしてくれるの?)
- リスケジュールを要請しましょう(それやって効果が出ないからあんたと付き合おうってワケなのよ)
- ヒト・モノ・カネを効率的に・・・(どっかの誰かから聞きかじった言葉!)
事業再生に携わる方々を批判するつもりではありませんが、これ以外に言う事って無い。
これをやって資金繰り改善が出来ないから困っているのに、更なる無理を強いる。
「銀行さんの勧めで再生支援協議会に入ってもらっています」というワードを放つ当方へのご相談者が2件続きました。
事業再生の最大の経済効果を生むところが「負債処理」にある事は明らかなのに、その問題の根幹にある金融機関のススメで再生支援協議会が入り込むんだから、そもそも銀行に楯突くような施策を打てるワケがないんです。
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