たちばなです。
本メルマガは、9月5日(月)の朝9時に配信されていますが、本文は9月4日(日)の早朝に執筆されています。
皆さんが本文をお読みの頃、ワタシは見附市立病院で定期検査を受けている頃かと。
身体測定と血液検査と診察を受けるのです。
おかげさまで本メルマガの登録者数が2600人を超えました。
9月3日時点で2632人。
事務局の谷本と「3000人を目指そう!」と二人で頑張っていますが・・・少し見えてきました。
仮に、3000人達成したら、今度は4000人を目指すんですけどね(笑)
さて本題に・・・。
以前に「時として数字はウソをつく」という投稿をしました。
「絶対的評価」と「相対的評価」の二元性を以って数字の評価をしなければならない旨を文にしたためたんです。
皆さんがどんな手段でビジネスをされようと・・・法律の範囲内では“自由”です。
- モノを売ろうが・・・
- 安心を売ろうが・・・
- 癒しを売ろうが・・・
- 技術を売ろうが・・・
- ノウハウを売ろうが・・・
- サービスを売ろうが・・・
それは自由です。
そして、その目的は何か?といえば・・・「儲ける」という目的の為です。
これを否定できる人はいないはずですし、もうしそうでない人がいるのだとしたら、ご商売をされるべきでないでしょう。
儲かっているか?儲かっていないか?の判断基準は“数字”でしか出来ません。
その数字から目を反らし、現実逃避するのが「ニッポンの経営者」と言う評価をワタシはしています。
- 数字は昔から苦手で・・・
- そういう事は妻にやらせている
- ウチには番頭がいるから
- 現場第一主義
などと都合の良い勝手な理屈と言葉でサボタージュを継続する事業主は非常に多いです。
リアル・リモートに限らず、ご相談者と日々面談させて頂き「数字の疎さ」を切実に感じます。
資金繰りの相談相手としてワタシを選択しているのに、ワタシが資金繰りに関する質問をすると、まともに答えられる人が少ないのが実態です。
「何が問題で何が問題でないかが解っていない」と言う日本の事業主とワタシは毎日毎日面談しているのですから。
会計など・・・「足し算と引き算の連鎖」でしかありません。
日常的な会計には「掛け算と割り算」は基本的にはありません。
ワタシは以前に商っていた会社の「経営が傾き始めてから」会計を学び始めました。
学ぶなどと言っても、学問として志したワケでは無く、日常業務の中に会計を取り入れたんです。
- 現金出納帳をつける
- 振替伝票を起こす
- 財務ソフトに入力する
- 総勘定元帳や補助元帳や科目別明細を出力し眺める
- 資金繰り表を作る
これをやったに過ぎません。
それもいきなり全部じゃないです。
少しずつ少しずつ・・・「昨日よりは今日、今日よりは明日」を繰り返したんです。
半年ほどした頃ですよ・・・いきなり目の前に会社の問題が表面化してくるんです。
ワタシの場合は「ある日突然」でした。
「オレは、こんな簡単で重要な事を人任せにしていたのか!?」
大いなる自己嫌悪を感じたことは言うまでも無く、1年ほどしたらワタシは社長業の片手間で会計作業なんか出来るようになりました。
基本的な会計スキルを持てば、その後は「もう人任せ」にしました。
- 分で理解した上で方向性を決め、部下に仕事を支持する事を「任せる」と言います。
- 自分では理解せずに方向性を決めず、部下に仕事を依頼する事を「委ねる」と言います。
「任せる」と「委ねる」の違いは非常に大きい事を38歳の頃に理解したんです。
アナタは部下や配偶者に仕事を委ねているのではないですか?本当に任せていますか?
「100万円」と聞くと・・・アナタはどう感じますか?
「大金だ」と感じますか?「はした金」と感じますか?
- 50万円持っている人の感じ方
- 500万円持っている人の感じ方
- 5000万円持っている人の感じ方
- 5億円持っている人の感じ方
それぞれの資金の保有量によって感じ方が違うのではないでしょうか?
また、同じ100万円でも10万円から増えてきた100万円と、200万円から減ってきた100万円でも感じ方は変わりますよね?
「100万円をあなたはどう感じますか?」と問う側は100万円の絶対的評価を問うているのですが、答える側は自身の資金力を踏まえ、相対的評価で以って100万円を評価します。
これが絶対的評価と相対的評価のちがいです。
一般に・・・「銀行口座での資金管理」について安全性が担保されている、と感じる方が多いと思います。
平時はこれで良いでしょう。
ただ、有事の際は銀行預金が一番危険である、と言えます。
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