たちばなです。
5月21日(土)の朝9時過ぎに 「たちばなはじめメールマガジン VOL109」 を配信します。
次号の「VOL110」は「増刊号」として、とある識者の投稿文を配信します。
著者経歴・・・・
1983年広島銀行入行。
銀行では各支店・融資審査部や法人営業部の本部・支店長を経験。1997年に日本で最初の企業再生チームを銀行に立ち上げる。
後に、事業再生コンサル・プライベートバンカー(相続対策支援・投資業務)・事業承継コンサル等のコンサルティング業務に選任。
コンサル業務担当中は大手税理士事務所・経済研究所・取引先を含め数十社への出向経験あり
どうぞお楽しみに!
さて・・・「矛盾」の反対語は「無矛盾」なんだそうです。
人間は、「無矛盾」の社会を求めつつ、一方で世の中は「矛盾」に溢れています。
・40キロの道路を45キロで走ったら取り締まりの対象になりますが、5キロオーバーで切符切られた人にワタシは会ったことがありません。
・立ち小便をしたら犯罪なのは皆さんの知るところでしょうが、男なら一度や二度くらいは立ち小便をした経験はあるでしょう。
・多くの人は「長寿」を望みますが、死なない人間はいません
・少子化担当大臣が誕生して久しいですが、少子化は一向に解消されません
・「我が家が一番!」こんなセリフを吐くときの大抵は旅先から戻った時では?(笑)
ワタシの仕事も矛盾に満ちています。
・「カネを返すのは当たり前」と、大半の人が認識していますが、「返せなくなったらどうするの?」という質問にまとも答えられる人に会ったことはありません
・「返すために、また借りる」はやってはいけないのに、ほとんどの人がこれをやります
・「終わらせるために返す」とは言いますが、本当に返して終わらせた人は数十人に一人
日々「平時のうちから有事に備えて欲しい」との思いを文に綴っていますが、ワタシがお目にかかる方の大半は備えられなかった方々。
世の中の矛盾社会で、如何に無矛盾に生きようか?
と考えると、そこには大きなエネルギーが必要になります。
矛盾が蔓延る社会で、無矛盾は社会的マイノリティであり、WEB隆盛社会の現代では、時として批判の対象となるからです。
追い込まれてから対処はダメと分かっていても、追い込まれないと動けない。
備えの不備から生ずる損失は、奇策によって解消出来たり軽減出来たりする、
ピンチの時は、そんな矛盾から無矛盾への転換する発想を持つ事の重要性を文にしたためました。
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