たちばなです。
まだまだ残暑が厳しい毎日ですが、皆さん体調崩されていませんか?
ワタシは現在、雨天時以外は毎朝5時に起床して11キロほどのウォーキングをしてから仕事をしています。
仕事は基本的に「座りっぱなし」なので、ウォーキングしないと身体がなまっちゃってね。
50代も半ばに差し掛かり、足腰の老化を感じる日々。
セミナーも着座にておしゃべりするようになり「こりゃなんとかせんといかんな」と思い立ったのが昨年の9月の下旬。
ですからウォーキングするようになってからもうすぐ一年になろうとしています。
11キロ歩こうとすると、所要時間は二時間少々。
その間に・・・
・クライアントの事
・今後の事業戦略
・子どもの先々
・自分の人生プラン
こんなことを考えながら「独り戦略会議」を開いているのです(笑)
週明けからセミナー出張行脚が始まります。
9月1日(月)16時~東京駒込
9月2日(火)16時~名古屋名駅(定員満了)
9月3日(水)16時~大阪心斎橋(ZOOMにて聴講可)
9月4日(木)16時~福岡博多
名古屋以外はまだお席に余裕ございます。どうぞお出かけください。
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最新セミナーの詳細を確認する
たちばなはじめの事業戦略で少し動きがございます。
ワタシの仕事をサポートして下さる方が一名増えました。
K子さんと言う女性。
ワタシのスケジュール管理をして下さる女性です。
もともとクライアントさんとの契約管理や金銭取引管理などをして下さっているN美さんと言う女性はいらっしゃって、彼女に一任しており、これまでご相談者のお問い合わせ対応や面談日程の提示、ZOOMのURL管理などは自分でやっていたのですが・・・
さすがに手が廻りにくくなってきたのが理由です。
少しでも多くの方のご相談に耳を傾けたい。
少しでも新規ご相談者の個別面談や既存クライアントのアドバイスサポートに時間をつぎ込みたい。
逆の言い方をすれば、「個別面談やアドバイスサポート以外に時間を費やしたくない」という結論に至り新しい取り組みを開始したという事です。
言わばワタシに「秘書」が二人ついた、と言う事になるんですが・・・
皆さんがイメージするような秘書ではありません。
会社に出勤の必要も無い。
遅刻も早退も無い。
勤怠管理も無い。
そもそもリモート以外で会った事無い。
やり取りは基本LINEで随時必要があればZOOMで、と言う関係性。
でもね・・・K子さんもN美さんも本当に一生懸命!そして仕事が早い!
K子さんについては順調な滑り出し。前向きな仕事の取り組み方。
N美さんについては円熟の業務。痒い所に手が届く振舞い。
良い秘書に巡り合えてワタシは大変うれしく思っています。
ワタシの仕事は「守秘義務の徹底」が非常に重要。
社員を雇うより、外部提携先の方が秘密厳守してくださいます。これは自己結論ですが。
今後もたちばなはじめは「一人企業の親方」を継続して参ります♪
今後、ますます数多くのご相談者対応が出来る体制が整いつつあります。
・資金繰りは我慢してはいけない
・無理な返済を続けてはいけない
・リスケジュールはしてはいけない
・ファクタリングに手を出してはいけない
・税金や社会保険料を後回しにしてはいけない
・買掛金の支払いを送らせてはいけない
・給料を遅配させてはいけない
・自分の報酬を後回しにしてはいけない
・資金が残っているウチに次の手を打たなければいけない
こんな主旨で、あなたのお悩みを伺います。
一応60分間の時間は押さえていますが、概ね40分程度でワタシの再生プランを提示します。
よろしかったらお問い合わせくださいな♪
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初回無料Zoom相談のご予約はこちら
前回のメルマガで「28日に富山の魚津に出かける」と言う投稿をしました。
すると・・・こんなメールを頂戴しました。

嬉しくなっちゃってね♪
魚津のクライアントとの面談終了後にお目にかかっちゃいました


一時間少々話したんですが・・・この方の話も超々リアルでしたし、
ワタシの日頃のメルマガの配信をつぶさにチェックして下さっているようで、互いに共鳴しあった一時間少々でした♪
さて本題に・・・・
ワタシの仕事柄ではありますが、多くの士業の先生方との接触があります。
ワタシにも顧問弁護士の先生はいますし、
また顧問税理士の先生もいますし、
顧問の社会保険労務士さんもいらっしゃいます。
土の先生方も頼りになる先生方です。
でもね・・・巷には「粗悪なセンセ」ってのも少なくないワケでして・・・。
愛知県内での話。
高齢の資金難の男性に借金の無理な返済をさせ、「返済しないと年金が差し押さえられちゃいますよ!」だの「保険金が持っていかれますよ!」なんてプレッシャーをかける30代の弁護士さんがいたりしました。
この男性が巡る巡ってワタシのところにおいでになったんですけど、
「年金や保険金は差し押さえ禁止債権ですから差し押さえられる事なんかありませんよ。」
とアドバイスすると「へっ!?」と鳩が豆鉄砲喰らったような顔をしていました。
最初は「弁護士にそう言われたんだから・・・」とワタシの言う事に抵抗を示していましたが、「お手持ちのスマホでお調べになってはいかが?」とワタシが水を向けると・・・「本当だ・・・」ですって。
その方は意気揚々としてZOOM面談を閉じました。

神奈川県内での話。
返済停止すべくワタシとの継続的なお付き合いになった飲食業の事業主のWさん。
リスケジュールを勧める顧問の税理士さんとの打ち合わせに「埒(らち)が明かない」との事で、ワタシとWさんと顧問税理士の三者面談をZOOMで行いました。
「リスケジュールしてはいけない理由」を公然と述べたワタシに対して口ごもる税理士。
「利息も含めて一切の返済停止」を進める合理性と根拠について明確に述べるワタシに対して反論できない税理士。
最後は「銀行さんに融資の依頼をする都合上、銀行さんに楯突く事は出来ない」との言葉を残しZOOM回線を遮断。
金融機関のご機嫌ばかり気にして、顧問先企業のケアを後回しにする顧問の士業は非常に多いです。
特に地方ではその傾向が顕著です。どっちみて仕事しているんだか・・・。
その後、ZOOM上に取り残されたWさんとワタシ。
ワタシから
「Wさん、アンタの税理士さんアンタを見ていなくて銀行ばっか見てるから顧問降りて貰えば?ワタシのスキームがよく理解できている税理士紹介するわ」で一件落着。
現在、Wさんは横浜の気骨ある税理士の管理を受け粛々と事業運営しています。
ワタシの肌感覚ですけど、士業ってね・・・一流から八流くらいまでいる感じがしています。
本当に知識レベルが雲泥の差である事は多いです。
一般のビジネスマンからすると・・・
「法律家なんだからとある問題に関する法的見解は一致する」と言う認識でいる方がほとんどだとは思いますし、ワタシもかつて小売業経営者であった時分はそのように思っていました。
でもね・・・ぜーんぜん違うのよ。
時折、真反対な事を言い放つ先生も少なくないです。
頻繁ではないでしょうが、一般の事業主の方も「リーガルチェック」が必要な時ってあるでしょう?
セカンドオピニオンやサードオピニオンを抑えて置く事って非常に大切ですよ。
複数の士業の先生とのつながりを持って置くことは非常に大事なことだと思っています。
皆さんも大いにご参考にされて下さい。
また、「チャットGPT」や「Gemini」なんかも、問い合わせる際に似たような事を違う言葉を使って問い合わせると全然違う答えが出てくることは少なくありません。
「チャットGPTやGeminiは何でも教えてくれる!」なんて喜んでいる人も多いと思いますが、問い合わせの「テニオハ」や「ニュアンス」で出てくること答えが様変わりする事は経験上しばしばあります。ご留意くださいね。
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AIも知らない借金の真実を知る
半年くらい前から継続的なお付き合いしている女性事業主のB子さん。40代女性。
ガテン系の事業を前任の社長から引き継いでいる方。
前任の社長は他の仕事もあり、この会社の運営をB子さんに任せ平の取締役として残っていたが、後にB子さんとの運営方針が合わず、会社を退職。
「辞めては行かれたが社員もいるし・・・」と考え、B子さんは事業を続けるが、経営に頓挫。
半年くらい前ににっちもさっちも行かなくなりワタシにアプローチ。
それ以来、頻繁にリモートで打ち合わせを繰り返しています。
当初は「廃業」を念頭に話を進めていたんですが、周辺の仲間内の業者から「続けて欲しい」と数多くの依頼を受け翻意。
廃業方針を変更し、「再創業」方針を掲げ、彼女も意気揚々に話を進めていたのですが・・・顧問の税理士から「待った」がかかり話が停まりました。
「たちばなさん、顧問税理士から手紙を受け取りました。たちばなさんからもらったエッセンスを踏まえ、こんな文章でお返ししようと思うんですが、いかがでしょうか?」と問い合わせ。
ワタシが数か所の修正を加え、こんな文書が完成しました。
皆さんのご参考になろうかと思い、固有名詞のみ修正し、原文ママで披露します。
税・同じ業種で会社を設立した理由は?
A・法人の負債について自分自身は個人保証しておらず前代表が個人保証していたが、その人物が自己都合で取締役を辞任した。在職中は義理立ての意味も含めどうにか返済していたが、辞任してしまった以上この法人で余裕のない状態で弁済する意味が無いと考えた。
ただ、周辺業者の要請があり仕事をしていく都合上、新法人で自分自身がキチンと創業し、「しがらみのない状態」で運営する事で明朗な事業運営が出来ると考えた。
税・リース契約しているのはどうするのか?
A・リース契約については所有権がリース会社にあるので不要物件であるとはいえ勝手な売却は横領になるので売る事は出来なかった。リース契約書に記載通り、所有者に返却する必要があると考えた。物件の撤去を条件に今後の違約金の支払いに応ずる旨は既に伝えている。しかし現時点で資金的に余裕が無いので無理のない範囲で分納していく用意はあるが、先方の出方次第ではある。
税・解約違約金が発生するが、それはどう払うのか?
A・前述した通り。
税・銀行の融資の返済は?
A・返済不可の際に信用保証協会が当事者に成り代って弁済をするのは契約通りの行為。それ以降は個人保証している人間が考える事。自分自身が関知するような事ではない。
税・現会社が動かないとなると、その辺の事は、銀行と話しているのか?
A・銀行と話しても反対されるにきまっているので報告する意味がない。
職業選択の自由は憲法で保障された国民の権利。続けるのもやめるのも金融機関の許可など必要はないし、協会付融資は契約通りに代位弁済して貰うので迷惑をかける事にはならない。
税・返さず逃げるつもり?
A・商法・並びに民法の規定通りに「時の経過による解決」を目指す。逃げることは無い。
ただ「カネのない人間」からどのように回収するのか?
相手の出方次第で今後にいくらか無理のない範囲で分納する用意はあるが、これも本来は保証人が考えるべき事であって、そもそもこちらで関知するような事ではない。
税・現会社を動かすつもりがないなら、同じ業種ではじめるから清算して始めればよいのでは?
A・負債が残っている法人が清算するとなると法人はもとより、保証している前取締役も破産をさせられてしまうし、破産費用の一部は現法人が捻出しなければならなくなる。
休眠すれば費用は掛からず会社を閉じる事が出来るし、昨年の法改正で12年以上休眠状態が続けば「みなし解散」になるので時の経過による問題解決は可能である。「後ろ向きな事に資金を使う」のは本意ではない
税・元社長が個人的に入れてるお金は踏んだくるの?
A・法治国家たる日本国において「絶対に債権を回収する方法」は存在しないし、そもそも「カネのない人間」から無謀な回収をすると、それこそ法的過失を問われることになる。
そんな危なっかしい事はしない。
税・何も言ってこないの?
A・債権者が何を行ってこようが、そもそもコチラには差し押さえられるようなものは何もない。
またこちらは金銭消費貸借契約書の記載通りに事を勧めているのに、法律家たる税理士先生がなぜそのような指摘をされるのか?理解しがたい。
相手方がこちらを訴えるにしても民事裁判なので、判決が出て、コチラに法的な弁済義務が生じても、そもそもこちらは資金難であるし、民事裁判である以上、その判決に従えない事の罰則がない。
債務名義を取られても民法上は10年で時効。
相手の出方が融和的であるなら分納等も考える無くはないが、それも保証人が考える事であって、こちらが関知する事ではない。
税・曖昧で明確ではないから明確な答えをください。こちらもしっかり仕事をする以上、明確でないと今後のやりとりもすっきりした気持ちでおこなえない。
A・明確にお答えしたので「シッカリ」と仕事してくださいね!
「B子さん、これでもガタガタ言うような税理士だったらもうほかの税理士に代えれば?
良かったらワタシのよく知っている税理士紹介するよ♪」
とアドバイスして、現在経過観察中です。
これで顧問契約が続くようなら、この税理士はクライアント優先の税理士でしょうし、
これで顧問を降りるような話になるなら、金融機関にすり寄り、自己保身の強い税理でしょうし。
やはり、士業は複数の方とのつながりが大切ですね♪
追伸・
東京八王子の税理士、井上得四郎先生のメルマガを定期的に拝読しています。
高齢の先生であり、第一線からは身を引いていますが、現在も数千人の読者登録があるメルマガで数多くの士業の先生方や保険県連のビジネスマンがお読みになっておられるようです。
皆さんもご参考まで<(_ _)>
調査官「なぜ、それをやったのですか?」、経営者「節税です。」
これはまずいですね。税務署をおちょくっている、と取られる。
「違法行為ではない」と思っていても、「税を減らす」宣言、挑発的ですね。
相手も仕事です、要らぬ本気度発揮します、納税義務は憲法に記載です。
そう思って、真摯に、真面目に対応したいものです。
税務調査官は対応によって、「手を抜くか」、あり得ないですね。
セオリー通り、黙々と調査を進めていきます。
セオリー通りとは、調査すべきポイントが、決まっていて報告せねばならない、
ということです。
ごまかそうと思っても、調査のノウハウは、その上に構築されている、
と考えてください、半端ないノウハウですね。本メルマガにて、
そのセオリーをご理解され、適正な対応をお願いしたい。
売上関係の調査です、会計事務所作成の総勘定元帳なんか、みません。
原始資料といいます、売上関係、納品書、請求書、領収書を1件毎に確認します。
ナンバーがあるか、ナンバーがない、ナンバーが飛んでいないか、欠番は不思議なことです。
そのナンバーに欠番はないか、あればそれに対し、合理的な説明が出来たか。
欠番の破損した納品書等はありますか。
破り捨てた後がないか、パソコン作成であれば、メモリーに保存し、持っていきます。
同じような例、若い女性を多く雇用している会社で、
そのデータ(氏名・住所・電話番号)をメモリーに保存しようとした時、
社長が拒否したことがありました、ストーカーまがいですね。
給料の支払先の確認とはいえ、税務署員も若い男性、なにをするか、わかりません。
経営ノウハウも、税務調査の範囲外ですね。他の税務調査先で、しゃべる可能性があります。
売上関係含めて、通常、これらの書類は、事業年度の終了と共に、もったいないですが
新しい書類に変えるものです。事業年度毎の保管ですね。
そして、事業年度ごとに、段ボール箱で保管します。
売上のデータは、相手の仕入ですね。相手も、仕入があれば、売上につながる。
仕入先の税務調査資料として、残ります。「資料箋」といいます。
税務調査とは、全国的な「資料箋」の作成でもありますね。
売上の調査は、売上の計上漏れの可能性があるかどうか、
社長の個人口座への入金、あるいは個人口座への小切手入金はないか。
社長は役員報酬という給与所得者である、個人口座への小切手入金はあり得ない。
社長個人通帳を、法人の調査だから見せない、という方もいますが、
金融機関の調査は、社長個人通帳に限らない、一族全員の調査になります。
期末に売り上げた商品を、翌期に繰り越していないか、その分、在庫にあるか。
やはり、士業のレベルが「誰でもおしなべて同レベル」と考える事にはやや無理があるね。
10月にこの先生にお目にかかれるようなので今から愉しみにしています♪


