初回無料Zoom相談受付中! ≫ ご予約はこちら

世襲経営者の宿命(Vol.253)

たちばなです。

2025年6月度のセミナー行脚を終えました。

10日(火)東京駒込22名
11日(水)名古屋7名
12日(木)大阪心斎橋7名(他、リモート聴講25名)

今回も61名の方々にワタシのエッセンスを注入させて頂きました。

響いている人もいました。
響いていない人もいました。
響いているんだかいないんだかわからない人もいました。

受け取り方は人それぞれ。

ワタシが話す内容や主旨は変わりません。

ご聴講下さった方々には心からの感謝を申し上げます<(_ _)>

出張開始前日の9日には、事務局の谷本が高松から上京してくれましてね・・・

都内の不動産ブレインパートナーの「T」を交えて3人で、コンコンと議論を交わしてくれました。

テーマは「今後のたちばなはじめの在り方と広報戦略方針」について熱い議論を交わしてくれたんです。

T氏と谷本が、ワタシそっちのけで・・・あーでもないこーでもない、とワタシの今後の戦略について頭を抱えながら時間を割いてくれている事に、少しだけ目頭が熱くなってくる想いが致しました。

Tさん、谷本、本当に本当にありがとう。

クライアントやご相談者にはもちろん、あなた方二人にも大いに貢献できるようにワタシは今後も、休まずに、寝る時間を減らし、趣味も持たずに起きてるときは「基本的に仕事」を実行継続致します。

最新セミナーの詳細はこちら

それでね・・・・その10日の東京駒込セミナーの懇親会に、ワタシのクライアントであるA君が来てくれました。

40代男性。関東地方の事業主です。

半年ほど前から継続的にサポートさせて頂いています。

負債総額約8億円を抱える「3代目の世襲経営者」です。

穏やかで素直で人懐こい。

金融機関に翻弄されていた日々から解放されてからは随分と明るくなりました。

元来、素直な性格のようでしてワタシのアドバイスを、海綿が水を吸い込むようにスルスルと準備を進めていきました。

「想定される債権者の行動パターン」は、事前にA君には指し示してありましたし、その後の経過観察によって、彼の債権者たちは「お行儀のよい債権者」と言う事がわかりましたので、順調に彼の「人生再生」を進行できている事は間違いないからこそ、彼はワタシを訪ねてくれている、と言う事なんでしょう。

懇親会解散後の立ち話で、
「この半年間の経験を踏まえ、メルマガ読者に手記を書かないか?」とアプローチしたところA君は快諾。

翌々日には原稿を提出してくれました。

本日は、その関東地方のとある世襲事業主のA君の手記を下記に原文ママで公開し、メルマガと致します。

はじめさんのコンサルを受けてみて。

この文章がメルマガ登録者の方々のもとに届くという事で、
冒頭に読者の方にどうしてもお伝えしたいことがあります。

「あなたは一人じゃない。」

今、資金繰りに悩んでいる方、困っている方、毎日生きていくのがつらい方には
もしかしたら僕の書いている文章があなたの一寸先を照らす光になるかもしれません。

この物語は半年前に8億円の借金を返せなくなり、自殺まで考えた男の事実に基づく話であり、半年前に「毎日生きている価値あるのかな。辛い。死んだら楽になるのかな。」と
自問自答をしていた当時の僕に対して今の僕が送る手紙でもあります。

少々長い分になりますが、最後までお読み頂けたら幸いです。

令和6年8月、海外事業への投資に失敗し、会社では毎月約800万円の支払いを
どうしようか悩んでいた自分がそこにいた。

銀行への返済日が1日1日と足音を立てて近づいてくる。
お金がない。返済資金が足りない。今月はどうする、、、
僕は頭を抱え、空を仰ぐ。

何とか、、、ならないか、、、会社の資産帳簿を見ては現金化できるものを探す。

現金は無くなりだしたら坂道を転がる石ころのように早い。
会社の資産はみるみる減っていき、銀行返済のために先月は持っていた車を手放した。
今月も売れるものはすべて売って現金化した。
今月は何とか乗り切ったか、、、

一瞬の安堵感の後に来るのは、底なし沼のような不安感だ。

支払い残額は全く減らない。
今月を乗り切ってもまた来月には800万円のお金が必要になる。

返済総額は約8億円。
資産帳簿に目をやると、会社には僕が死んだときのために加入していた死亡保障
10億円の生命保険が目に入っていた。
いっそ死んでしまったら、保険金ですべて責任を、、、
そんなことが頭をよぎる。

僕の会社は地元で祖父から55年続く建設業、祖父から始まり、父の代で業績を伸ばし
地元ではそれなりの優良企業へと成長していった。

父は毎日忙しそうだった。業績を伸ばしたことを自慢げに話す父の笑顔は忘れない。
僕が27歳の時、父は仕事の過度のストレスを抱え、癌でこの世を去った。

父59歳の春。60歳までの誕生日まであと2日。
亡くなった父の横で還暦のバースデーケーキを食べたことを覚えている。

当時、父に質問したことがある。社長の仕事って何?
父はこう答えた。「会社の資金繰り。当たり前に支払えることを当たり前に思わない事だ。
当たり前に支払いができるのはお金があるからできることで当たり前じゃない。」

当初順調に売り上げを伸ばし、会社の支払いを意識したことのない僕に
その言葉は全く響かなかった。

「資金繰りかぁ、、、」

当時の父とのやり取りが、脳裏に鮮明によみがえる。

祖父の代から続く会社を僕が倒産させるわけにいかない。
倒産させてしまったら、今まで祖父や父が築いてきたブランドが無くなることになる。
僕の住んでいる地方都市では失敗者の烙印を押された者に温かいまなざしを向ける人
はいない。

烙印を押されぬよう常に背伸びし、うまくいっているふりをしていることも
僕にとって大きなストレスとなった。

地元の同業者からは、うまくいってていいですね!と声をかけられれば
作り笑いで、おかげさまで。と虚勢を張っていた。
内情は火の車。

家族の生活を犠牲にし、社員に迷惑をかけながらも銀行に対しての返済を
優先している状態だった。

家族を守るとか、社員を守るとかかっこいいことを言っていても
中身は自分の保身という、くだらないプライドを守りたいだけだった。

いよいよ会社の状態はきつくなり、僕は銀行に今の気持ちと状況を正直に打ち明けた。
リスケジュールをお願いしたいという相談だ。

付き合いのある銀行員は「それは大変ですね。一緒に道を探しましょう。」と言ってくれた。
これで助かる。と思い、気持ちが楽になったが、次に銀行が来た時にその期待はもろくも崩れ去ることになる。

融資を継続する条件は2つ
自宅に根抵当権をつける事

さらに当時自由に使っていいと言っていた
1パーセントの金利をつけて貸付してくれていた当座貸越に対して
条件変更という名目で年利4.7%に変更という条件だった。

また、メインバンクだと思っていた信用金庫もリスケのお願いを申し出たところ
当金庫はサブなんでメインの銀行さんに相談してください。と言われた。
僕がメインだと思っていた信用金庫は僕の片思いだったことに思い知らされた。

悩んでいると少しして信用金庫の支店長から手紙が届いた。
「お父さんが築き上げてきた会社を潰さず、一緒に頑張りましょう。
 ○○社長に精一杯お力添えをします。」

僕は○○社長ではない、△△社長だ。
名前も憶えられていなかった。
親しくさせてもらってると思っているのは僕だけ。
銀行にしてみたら、ただの地方の一中小企業だ。

いざとなったら銀行は支えてくれる。
こんな小さな希望も打ち砕かれ
いよいよ資金ショート、倒産の文字が頭にちらついてくる。

会社を救う手立てはないか?
「会社 倒産 救う方法」 等を検索し、パソコンの画面を見る
とたどり着く先は弁護士事務所のホームページ。

自己破産や任意整理、個人再生。「ひとりで悩まないでください。あなたの気持ちに寄り添います。」と書いてある。

しかし調べていくうちに破産するにもかなりのお金がかかることが分かった。
この方法では家族は救えない。

何とかしなければ、、、
今まで、調子に乗って経営のことを甘く考えていた。
いまさらになって、いかに自分が放漫経営だったかを知った。

気持ちが落ち込んでくると体調もおかしくなってくる。
食事は何とかとっている。

しかし食べているはずなのに体重がどんどん減っていく。
楽しいはずの家族との時間も上の空。次第に絶望という闇に飲み込まれ
やる気を失いつつあった。

ふと、洗面台の鏡で自分の顔を見る。

誰だこれ、、、?

気持ちはもう折れる寸前だった。

死亡保険金の10億円が頭をちらつく。
「死んだら楽になれるのかな、、、」

令和6年10月
僕は自身のメールアドレスに来ているメールを確認していた。
そこに身に覚えのないメールが1通、目に飛び込んできた。

差出人には たちばなはじめ事務局??
なんだろう?このメール。

2024年9月1日に送られてきたメールだ。
タイトルは<意思決定のよくある間違い>

なぜだかわからないが気づいたらそのメールを開封している自分がいた。
そこにはこんなことが書いてあった。

資金的ピンチを切り抜けるために、最も重要なのが「スピード」です。
早く動けば動くほど、再生も早くなる。
逆に、時間をかければかけるほど、どんどん資金は逃げていきます。
最短最速で資金繰りを立て直すためにやるべきことは、とてもシンプル。
それは、返済をやめること。(たちばなはじめ事務局メール一部抜粋 原文のまま)

返済をやめる??そんなことしたら大変なことになるんじゃないか?
やっぱりこの方法は難しいんじゃないか、、、?
再び自己破産、任意整理などの言葉が頭をちらつく。心臓に痛みを感じる。

返済をやめるという選択肢がなかった僕の頭は混乱した。

混乱したまま、パソコンに向かって再度検索をかける。

「銀行融資、返済停止、どうなる?」

心臓の鼓動が速くなる。

検査結果は 返済を止めると督促や差し押さえなどが起きるため、直ちに専門家に
相談してください と再び弁護士事務所のURLが案内された。

返済を停止すると大変なことが起きるとそれぞれに書いてあるが、返済を停止した後の事やその先がどうなるのか?をそれ以上調べることが出来なかった。

今まで気づかなかったが、たちばなはじめ事務局のメールはほぼ毎日届いていた。
なぜ届いていたのかを調べると2024年8月31日に自身で登録していたらしい。

まるで蜘蛛の糸を必死に手繰り寄せるように1つ1つメールを開封していった。

2024年9月6日
タイトル 人生を取り戻せ
「明日」があるのが当たり前?
「明日の数」は思っているより少ないです。
もっと言うと、、、
明日がある保証は誰にもない。
私にも、あなたにも。
だから、、、
借金なんかで悩んでいる時間がもったいない。
時間は待ってくれないんだから。
もし、その借金がなかったとしたら、、、
もっと生活は楽になるんじゃないか?
やりたいことができるんじゃないか?
欲しいものが買えるんじゃないか?
家族サービスや親孝行ができるんじゃないか?
人生、今しかできないことがある。
私は、借金に追われて「今しかできないこと」ができなかった。
自分だけじゃなく、家族にも我慢を強いて、つらい思いをさせ、、、
本当に、心から後悔しています。
失った時間は戻ってきません。
一度きりの人生。
借金で棒に振るなど、あってはならない。
失敗は誰にでもある。
むしろ、失敗して当たり前。
そして、、、
失敗は取り返せる。
あなたの人生を取り戻すんだ。
(たちばなはじめ事務局メール一部抜粋 原文のまま)

心の中にある何かが動いた音がした。

これにかけるしかない。
すぐにセミナーに申し込もうとしたが、あいにく9月のセミナーは終わったばかり。
1か月も待っていられない。即行動するんだ!動け自分!
気づいたときには直接連絡し、個別面談に申し込んでいた。

すぐにはじめさんから連絡がきた。
3日後でどうですか?私はすぐに返信をして個別面談に進むことになる。

ZOOM面談が始まり開口一番、たちばなさんにコンサルをお願いしますと伝えた。
まだ詳細も聞いていないのにも関わらず即決した態度に
はじめさんから、「まあまあそう焦りなさんな。そんなことだからだまされるのよ」と
言われた。

はじめさんの個別相談で一番びっくりしたのは、無料の面談にもかかわらず、はじめさんがこれからやることをすべて教えてくれるのだ。やり方は教えたから、後は自分でやっても良いし、私に頼んでくれてもいいし。ご自身で決めてくださいと言われた。
今まで参加してきたセミナー、個別面談。そのどれもが最後は強烈な売り込みをしてきたが
はじめさんが最後まで契約を迫ることはなかった。

この人は本物だ。

僕は、コンサルを頼むことにした。
30分の面談を終えた時に久しぶりに自分の中のエネルギーを感じることが出来た。

個別面談の最後にはじめさんが僕に言ってくれた言葉がある。

「必ずお守りしますからね。」

借金の返済のために、毎日を必死に駆け抜けてきて、家族にも言えず、社員にも言えず
暗闇の中で1人戦い続けてきたなかでその言葉は何よりも温かかった。

こんな言葉を今の時代に面と向かって相手に言える人っているのかな?
心が温かくなったことは今でも覚えている。何とかなる気がする。

個別面談を受けてから早くも7か月が過ぎた。
今は通常時とほぼ変わらない生活を送れつつある。

僕の体験を話すことが少しは役に立つんじゃないかと思い、はじめさんのセミナーの後の懇親会にもときどき顔を出している。

セミナーに参加されている方からよく聞かれることがある。
「たちばなさんのコンサルは受けてみてどうでしたか?」

はじめさんのコンサルを受けるという事に対して
僕は歯の治療でイメージしてもらう事にしている。

はじめさんのコンサルを受けるという事は
歯医者さんでの治療で歯を削る際、麻酔をかけるのと一緒だと思います。
歯医者さんでいう治療の痛みは借金返済へのストレスです
麻酔は、はじめさんのコンサルです。

歯を削るのに対して痛みに強ければ麻酔を打たなくても治療できます。
でも僕は痛みに弱いので、麻酔(コンサルを受ける)をかけて治療することで
痛みを感じず完治することが出来ました。

今、あの時の判断は、間違いなかったと自信をもって言い切れます。

今は新しい事業を始め、軌道に乗ってきているし、家族との時間も取れている。
当時は感じることができなかった、大切な人との時間をいとおしく感じる。

明日はないかもしれない。だから今日という日を大切な人のために使う。

6月に入り、ふとビルの軒下を見るとツバメの親子が子供に対して餌を一生懸命運んでいる。親がいなくなると子供は親ツバメが帰ってくると信じて声を上げ続ける。

もし僕がはじめさんと出会ってなかったら
子どもが帰ってくると信じて待っているにもかかわらず、
そこに戻ることが出来なくなっていたかもしれない。

しばらく見ていると親鳥は巣の子供を守るようにして自分たちを壁にして
外敵から守るようにして眠りについた。

お金を返すために命を絶って保険金で責任を取る?
あなたのすることは借金を返済するために命を捧げることじゃない。
大切なものを遠くからではなく、近くから成長を見守り続けることなんじゃないかなと

ツバメにそんなことを教えてもらった気がする。

半年前に頑張り続けて頑張り続けて
死まで覚悟した僕へ。

半年後の僕は大切な人と笑顔で毎日を過ごしています。

だから安心して。
今日という日を返済という悩みの時間ではなく、大切な人への時間として
過ごしてください。

半年後に笑顔でお会いしましょう。

この文章をここまで読んでくれたあなたへ。
あなたには価値がある。

命という大切なあなたの時間を使って
この長い文章をここまで読んでくれたことに感謝します。

次はあなたの番。
いつの日か、あなたと明るい笑顔であの時は大変だったと
思い出話をかわせる日を心から楽しみにしています。

「大丈夫。必ずお守りしますからね。」

ワタシも嘗ては新潟の卸・小売業の会社の世襲経営者。

世襲経営者には世襲経営者にしかわからない悩みや葛藤がある事をワタシは知っています。

A君のメッセージが全国の世襲経営者に届く事を切望いたします<(_ _)>

世襲の悩みや葛藤を解消し新たな人生を歩む方法

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次