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不正する事の麻痺

たちばなです。

7月分の定例セミナー行脚を終えました。

しばらくバイトサラリーマンしながら空いた時間にリモート無料面談をこなし続けます。

ここ二週間ほどで、国内各地巡らせて頂き、複数の資金繰り相談を受けました。

2件ほど「あなたは是が非でも返済しなきゃダメ!」とご指摘申し上げた案件がございました。

ワタシだって何でもかんでも「返すのやめろ」って言っているワケじゃないんだよ。

返せる人は返すべきだと思うし、返す意欲の強い人の邪魔をするつもりもない。

ただ客観的に見て「終わらせるための手段」として、返済継続が有効な手段か?否か? は当事者では判断がつかないことは非常に多いんだ。

決算書の「お化粧」している人・・・結構多いね。

二件ほど、「お化粧」の疑念を禁じ得ない案件を見た。

お二人とも、コロナ禍での制度融資を受けたいがために、決算書に「お化粧」を施していたんじゃないか?と想像した。

お化粧とは、柔らかい表現だけれど・・・言い方変えれば「不正会計」なワケでありまして。

また、「お化粧」と「粉飾」の境界線は明確になっていない。

状況や内容や金融機関によって、お化粧で済む場合もあるし、粉飾と断ぜられることだってある。

お化粧した決算書でもって受けた融資は、後に明るみに出ると・・・金融機関は「一括返済」を求めてくることは多い。

一括返済を求めるだけならまだ良い方で、お化粧の度合いによっては・・・「刑事告発」なんてことにもなりかねない。

嘘の決算書で金融機関から融資を引き出す行為・・・これは詐欺と言えなくもない。

幸い、お二人とも資金はまだ結構残っていた。

「資金が残っているウチにさっさと返済しちゃいなさい。お化粧と粉飾の境界線は時代や趨勢によって変貌します。どうぞお気をつけて。そして、ワタシはこの件について今後関われないです。」と言っておいた。

ジャブジャブのコロナ融資による弊害が思わぬカタチを生んでいたんだ。

日本もなかなか「荒んだ世の中になっちまった」と思ったよ。

同時に・・・「銀行の融資担当者も、こんなのが何で見破れなかったんだろう?」とも思ったよ。

もしかしたら、自分の成績を上げたいがためにわかっていたけど目をつぶって融資した、なんてこともあったかも?・・・いやあくまでもワタシの邪推でしかないのだけれど。

巷では、決算書のお化粧する人も、それを指南する顧問士業も、コンサルタントも多くいるようだ。

どんな形であれ、ワタシはあんまり関わりたくない問題、と思ったよ(笑)

こういう不正も、時を経たり回数を重ねたりすると・・・悪い意味で「慣れてしまう」ことはあるようだ。

「売り上げの水増し」

「在庫の過剰な評価」

「回収困難な売掛金の利益付け」等々あるようだけれど・・・変に慣れちゃうと、後で取り返しつかなくなっちゃうよ。

本当にお気をつけあそばせ。

不正な形で融資を受けて資金繰り改善目指すよりも、正当な形で契約書通りに返済停止して資金繰り改善を目指した方が確実で安全なことを知ってください。

たちばなはじめから、巷の中小事業主にメッセージを送っておきますね。

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