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連帯保証人制度の悲哀

たちばなです。

西日本地域の「元事業主」。40代男性のFさん。

事業をたたみ、残った負債の一部に父親が連帯保証人になっているものがあり、その対応について追加で相談を受けました。

連帯保証人は正に「連帯」ですから、同様に責任を負う事であり、当事者が返済するしないに関わらず、請求や督促行為が実行できます。ワタシも過去にされました(笑)

ですからワタシは、連帯保証人契約によって融資を受けたり負債を負ったりして資金繰りがキツくなった人は、「同様に連帯保証人に対してもワタシのアドバイスや施しが必要」として、当事者のみならず連帯保証人に対しても同様にアドバイスを送りご対応頂く事を旨としています。

はじめ:
「Fさん、お父さんにも同様に対策を打たないといけないので、ZOOMでお父さんとお話しさせてくれませんか?費用はいらないです。」

Fさん:
「費用が発生しないのはうれしいけど・・・」

なぜかFさんの表情は浮かない。

お父さんが連帯保証人になっている部分の負債について「オヤジに迷惑をかけられない」という事で分割で定額を返済している。

事業を廃業され、Fさんは現在フリーター。

フリーターにとってその負担は決して小さくない。

それなら、ワタシがお父さんに対してアドバイスを送る事での、ワタシのFさんに対する利益貢献度は決して小さくない、と思ったんだ。

Fさん:
「今ね、親子関係・・・良くないんっスよ」

はじめ:
「それなら仲直りする良い機会だ。一度頭を下げて対策を打つことで人間関係の回復が出来るし、経済的にも負担が減りますね。」

Fさん:
「・・・・(髪を撫でながら浮かない素振り)」

はじめ:
「フリーターのFさんの現在の収入で返済を続ければ、早晩返済に行き詰まりますよ。後々にお父さんに大きな迷惑をかける事になります。今のうちに小さな協力を依頼する事で、後々に大きな迷惑を回避できます。それによって親族関係が改善するケースが多いことをワタシは経験上知っています。一度プライドを折ってもらえませんか!?」

Fさん:
「・・・・・オヤジは俺の言う事を聞くかなぁ~・・・」

はじめ:
「ですから、ワタシが丁寧に現状を説明して、得るメリットと得てしまうデメリットと経済効果について、Fさんの現状を踏まえて話します。Fさんはお父さんをPCの画面の前までお連れ頂ければ良いだけです。」

Fさん:
「・・・・・」

ワタシからの提案に関し、Fさんの意向は「ペンディング」だ。

45歳の男性が70過ぎた父親に頭を下げるのを嫌がっている様子。

親子なりの「プライドの応酬」が見え隠れする。

面談の最後に・・・「あなたの父親に頭を下げるプライドがいくらか?と言う事ですよ。あなたのプライドを一時的に折るだけで、あなたのコストが浮くのです。そのうちいくらかでもお父さんに払ってあげれば、ますます人間関係は改善されるような気がします。カネが全てとは言わないけれど、カネによって改善される人間関係は多いし、人間関係が悪くなるきっかけの多くはカネであることもまた事実です。」

さてFさんは今後・・・・

プライドを取るのか!?

コストダウンを取るのか!?

どちらにしてもほかのことについてはアドバイスを続けるので、経過観察させていただくことにしよう。

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