たちばなです。
依頼人:
「借りたカネを返さないなんて、そんなことできる?」
はじめ:
「リスケしている時点で、あんた返せていないよ。」
依頼人:
「銀行との信頼関係は大切では?」
はじめ:
「銀行があんたを信頼していないから融資せずリスケしているのでは?」
依頼人:
「先祖からの土地を維持しつつ、私で8代目だ」
はじめ:
「先祖への申し訳を立てるために、あなたの子孫が不憫な思いをするのは何とも思わない?あなたが死んでしまえば、不動産を相続すると同時に負債の1億5千万円の相続を子孫は相続せざるを得ない。負債を相続しない為に、相続放棄すれば、不動産は相続できない。どのみちあなたの代で終わることになりますね。」
依頼人:
「手形の問題はどうする?」
はじめ:
「不渡りは一度ならオッケー(笑)」
依頼人:
「二度目はそうはいかない」
はじめ:
「一般に“不渡り”のデメリットは、銀行の取引が出来なくなる事。だったら返済も取引の一つなんだから、取引停止と同時に返済も停止されては?」
依頼人:
「不動産が差し押さえになる。」
はじめ:
「不動産で収益生んでいないのに、なんで不動産が必要?引っ越せばいいし、嫌ならその不動産を買い戻すか、借りるなりすればいい。尤も、買う人間がいなければ売れない。時間もかかるし慌てる事も無い。じっくり作戦会議を重ねる時間はある。」
依頼人:
「銀行からイロイロされるんじゃないか?」
はじめ:
「イロイロされないよ。少なくともオレはされなかった。準備をしっかりしていれば対策は打てる。あなたが感じている恐怖は、95%は妄想に過ぎない」
依頼人:
「そんなに簡単に受け入れられない」
はじめ:
「受け入れる以外に、あなたの問題を解決する手段はある?」
依頼人:
「そんなにすぐに決められない」
はじめ:
「ワタシは全く急いでいない。急ぎべきはアナタでは?手形の期日はあと4日だよ。」
依頼人:
「恐怖しかない」
はじめ:
「WEBで調べてごらんよ。“取立ての禁止事項”で。なんか光指すかもよ。」
依頼人:
「知人の紹介で問い合わせたが、たちばなはじめは何者?」
はじめ:
「新潟の現役の6億円の多重債務者です。遅延損害金含めると9億5千万円ほどになりました(笑)」
依頼人:
「マジですか?」
はじめ:
「見ず知らずの怪しい人間に半信半疑で問い合わせるのに、ワタシのことをなんにも調べていないんだね。もっとワタシを疑ってかかった方がいいよ(笑)」
依頼人:
「家族と相談する」
はじめ:
「相談する時間ある?手形の期日、あと4日だってば!(笑)」
日曜日の昼下がり・・・ZOOMに画面越しに、こんな人と空虚な議論をしてしまいました。
おそらく不渡り出してから、問い合わせしてくるんだろうなぁ~((+_+))
こういう人は、商売やっちゃいけません。
備えられない人は、商売やっちゃいけません。
本人の為ではありません。
本人の周辺にいる近親者のためにです。
成功の絵図しか描かないことは罪です。
失敗の絵図も同時に描いておくことが大切なのです。
その選択肢の一つに「たちばなはじめ」があれば幸いです<(_ _)>
皆さん、月曜日も健やかに( ̄▽ ̄)