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住宅を維持する事と家族を守る事は必ずしも一致しない

たちばなです。

資金難のご相談者で、「高齢の母(父)がいる。親の為に家を残してやりたい」っていう当事者からのご要請を複数頂く。

人によっては、ZOOM画面の向こう側で涙を浮かべつつワタシに懇願するような方もいらっしゃる。

そこまで、必死ならなんでもっと早くワタシにアプローチして来なかったんだ?

ワタシじゃないにしても、なんで他の誰かに苦悩を発しなかったんだ?

尤も、その後当事者と継続的なアドバイスをしているウチに、「高齢の母」にお目にかかり、実際に話をしてみたら・・・

「自分はどっちでもいい。家を手放して息子がラクになるならそれでもいい」って言う、「親の無償の愛」を垣間見る事の方が実は多かったりする。

近親者であればあるほど、有事における対応策として対話しない家族は多くて、当事者の勝手な思い込みによって策が講じられ、結局資金難は継続される、というケースは非常に多いんだ。

11年前に資金的困窮者だったワタシも、かつてはそんな思考を持っていた事は間違いない。

ワタシは資金難で困窮し、銀行との対決姿勢を鮮明にした直後に親父が死んでしまったので、遺された母親と妻も交えて大いに話した。

はじめ:「2200坪もある土地、オレ維持出来ないよ。固定資産税がべらぼうだ」

妻:「おかあさん、こっちに来て一緒に住みましょうよ。小さな家だけど子どもたちともみんな一緒に」

母:「そうね・・・こんなでっかい家、あたし一人じゃね・・・」

これで不動産にこだわりが無くなり、再生方針が一致した当家の家族は・・・後に資金繰りが大きく改善していく。

家を残したい、というニーズがあるのは結構だけれど、家を残すのは当事者の努力次第です。

不動産を残すために出来る手段は「カネを維持する」事以外にありません。

いろんなテクニックを駆使し、不動産が維持出来やすい環境を作るコンサルタントや取引業者がいる事は知っている。

ワタシだって、不動産についての知識は疎いし、不動産取引に関して資格を有しているワケでは無いので、「ブレイン」によってサポートをして貰いつつクライアントの資金的再生に取り組んでいる事は間違いない。

でもね・・・確実に言える事がある。

・不動産を維持する

・不動産を手放す

・不動産を借りる

・不動産を貸す

どの手段を取るにせよ、「資金が要らない」という事は絶対にありません。

不動産を維持したいなら、「おカネを作る」しか手段はありません。

おカネを持たずに不動産を維持する方法は「不法占拠」以外で、この世に存在しません。

そのお金を作る為に・・・売り上げを伸ばすか経費を減らすかして頑張るんだろうけど、それでも資金が作れない人は多い。

それなら、他のやり方でカネを作るしかない、という事です。

借りたカネを返すのを後回しにして、一時的にカネを作れば・・・後々に不動産を維持できる可能性は高まる、という事です。

ワタシの場合は、借りたカネを返すのを止めても、差押えになるまで時間を要しました。およそ半年。

ワタシの場合は、差押えになっても、売りに出されるまで時間を要しました。およそ一年。

また、売りに出されても、買う人間がいなければ売れません。時間がかかります。

あなたが大切に思っている「家」を周辺の誰もが大切に持っているかどうかは別問題です。

いずれにしても不動産の取引には時間がかかるのです。

そのタイムラグが生じている間に、家を維持する為の資金を用意する手段は・・・借りたカネを返すのを止める事以外に手段は無いのではないでしょうか?

「返せもしないクセにまた借りる」という思考は排除しなければ、今後も苦悩は続くでしょうし、苦悩は一時的に凌げたとしても必ず再来するでしょう。

「引っ越す事は近所への体裁が悪い」と主張する人が多い事もワタシは知っています。

体裁が悪いと感じるのは当事者だけの思考であって、周辺の誰もがそんな事に関心なんかありません。

自分で思っているほど、周辺はアナタに注目していませんよ。

また仮に注目されていたとして、

「子どもも大きくなって親も高齢だから、もっと便の良いところに引っ越そうと思っていて、それが実現できてうれしいです♪」

って言う事で、なんで近所への体裁が悪くなると思えるのでしょう?

たちばなはじめは、あなたを儲けさせるコンサルタントではありません。

たちばなはじめは、儲けにくい環境の当事者に儲けやすい環境を作って差し上げるコンサルタントです。

ワタシに出来る事など限定的です。

ワタシの仕事は「補助」に過ぎません。

不動産の維持は、当事者の「資金維持力次第」という事をくれぐれもお忘れなく。

裏を返せば、不動産の固執を排除する事こそが「人生再生の近道」という事も頭に置いて頂きたく思います。

ワタシの不動産に関する「ブレイン」をご紹介しておきますね。

不動産・・・いろんな手段があるんだけど、何百種類もあるワケじゃない。

イロイロあるけどそうは多くないから、業者の選定は・・・結局「人柄」という事になるんじゃないかな?

ワタシは「ブレイン」を人柄で選定しました(笑)

付き合いがずっと続くかどうかは解んないけれど、現時点ではワタシの仕事に必要な人です。

長くご縁が続くと良いね♪

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