たちばなです。
連日、面談と打ち合わせをリモートでこなしております。
たまには、出張訪問でもしたいなぁ・・・と思っていたら、いよいよ明日からセミナー行脚が始まります。
東京・静岡・広島・名古屋を巡ります。
関東地方の60代の女性経営者。
不動産賃貸業で多額の負債があって返済が苦しく、「銀行にいじめられている。ギャフンと言わせたい。」と、なかなか感情的。
以前は旦那さんが社長さんだったようだが、離婚をキッカケにご自身が社長になったんだそう。
そうなった経緯は、ワタシの仕事には関係ないので深く訊かなかった。
現在は再婚されているようなので、それはそれで幸せで良いではないか。
3年以上前に茨城県内で講演した際の聴講者のお一人からのご紹介でA子さんとリモートでお話しするに至った。
最後に遭ったのは三年前なのに、憶えていて下さったことは何ともウレシイではないか。
期待に応えたいと思いながら面談に臨んだよ。
良いように銀行に担保設定されて、話を聞いた限りでは、確かに弄ばれているようにも思える。
感情的になるのも、まぁまぁ解らない話でもない。
一方、東海地方の60代女性。B子さん
飲食店を経営されていて、こちらもなかなかの状態。。
リスケジュールしているようだが、それでも資金繰りはかなり苦しいようだ。
コロナ禍を踏まえ、ご自身は事業を継続しようか辞めようかを迷っている状況。
借入について、90代の母親と同居する自宅が担保に設定されているようで、こちらの対応についてのアドバイスを欲しているようだ。
お二人とも60代で女性。
「自分が女性である事で銀行からナメられている」と認識しているフシがあったんだけど、そうではない。
女性だからナメられるのではなく、知識が乏しくて言いなりになるから舐められるんだ。
「お金を貸して頂いている」と言う認識があるから、弱腰で及び腰になる。
こういう人は女だろうと男だろうと必ずナメられる。
裏を返せば、キチンと理論武装と準備をしていけば、女だろうと男だろうと舐められる事なんか無いんだよ。
「ナメられている」と言うのは相手の素養の問題ではなく、「ナメられる環境を作ってしまった」本人の「不勉強の産物」なんだよ。
大変おこがましいとは思うが、同じ多重債務者であり、お二人にとっては先駆者であるたちばなはじめを使って不勉強を解消して参ろうぞ!
「あなたが銀行員だったと仮定して・・・・弱腰でびくびくしている人と、毅然と対応する人のどちらから回収しやすいと思いますか?」
と訊くと、お二人とも口を揃えて「ビクビクしている人」と答えた。
「だったらあなた自身がビクビクしていちゃダメなんじゃない?」
とアドバイスすると、なるほど、と言う表情をされた。
「ワタシからのエッセンスをシッカリ受け止めてご自身の思考を変えましょう。思考が変われば行動が変わり、相手のナメた態度もやがて治まるでしょう。」
そう言って、お二人とも継続的にアドバイスさせて頂く事にした。
お二人とも、「ギャフンと言わせたい」と言う感情はお持ちの様だ。
ただ、ワタシは実際に「ギャフン」と言った人に会った事はないけれど(笑)
追伸・
昨日は食卓に「火鍋」が出た事で・・・予想通りではあるが、少し「尻の穴」周辺がチリチリしている。
「ギャフン」といって治るのならいっそ言ってしまいたい(;´∀`)