たちばなです。
「倒産しそうだ!」とご相談者は言う。
でも「倒産の定義」について語れる人をワタシは知らない。
商売をやめるのは「廃業」や「整理」なのであって「倒産」ではない。
そればかりでなく「休眠」という手段だってあったりするのだからそれを「倒産」などとは言わないよ。
「休眠」ってとってもローコスト。
心静かに「次の機会」を待っていられる。
破産も任意整理も個人再生も会社更生法も民事再生法も事業再生ADR だって、本来の趣旨は、その後の当事者の人生復旧の為に存在するのであって、それは決して「倒産」ではない。
ましてや、借りたカネ返せなくなったって商売を続けている以上は「倒産」だなんて誰も思わない。
「倒産」って・・・いったい何なんだろうね?
実は、「倒産」っていう経済用語上の定義って存在しないんです。
知ってた?
倒産って・・・【当事者の心が折れた時】が倒産なんだよ。
だから、当事者に「次の一手」があれば倒産なんか簡単に回避出来るんだよ。
だって「定義」が無いんだもん。
もしかすると・・・お金を残せず廃業するのが、一番「倒産」に近いカタチなのかもしれないが、それ以上の出血を止める意味での廃業は「再生の一環」なのであって「倒産」では無いのではないか?
それならば・・・お金を残して廃業するのは果たして「倒産」なんだろうか?
持っている資金の減少を阻止する意味での廃業も、やはり「再生の一環」なのであって「倒産」では無いのではないか?
借りたカネ返せなくなったって商売頑張っている人なんか山ほどいる。
そういう人を支援してきたからね。
「カネ貸しとの決別」を実践して再生しようと躍起になっている人なんか決して「倒産」なんか考えていない。
全ては当事者の心根の問題なんだよ。
「もうダメだ・・・」と頭抱えるんじゃなくて、「今の状態で自分に出来る事は何なんだ?」と自分に問い続ける事で「倒産」なんか考えなくて良いのだよ。
「出来ない理由」を探すな!
「出来る理由」を探せ!
たちばなはじめは「折れそうな気持ちを建て直すサポーター」です。
ワタシが建て直すのではありません。
あなたの建て直しを補助するのです。
キッカケを作っているに過ぎません。
大した事なんかしてないよ。
すべては補助なのだから。
でもやっぱりさ・・・「仕事が遅い人間」と「時間守らない人間」はダメだね。
そんな気持ちを持って・・・本日も山梨県の方と山形県の方と2件面談致します。
建て直せ!ニッポンの事業主!
自らの英知で!