たちばなです。
歯痛って・・・ほっといても良くならないね。
「歯医者行くの、めんどくせー(-_-;)」と言っていても、行かなきゃドンドン痛くなるし、早く行けば一度の通院で治るモノも、行かなきゃ何度も何度も通わなきゃいけなくなる。
症状が軽いウチに行った方が良いのは誰もが解っているのに・・・なかなかそれが習慣化しない。
ま、それについては自分一人が我慢すりゃいいだけの話、と言えなくもないし、最悪なら「歯を抜けば痛くなくなる」と言えなくもない。
降りかかる災難は自分にだけ降りかかる。
「母方の伯父さんが連帯保証人、だから迷惑はかけられない」というご要請を頂いた。
30代女性のF子さん。奨学金の返済に困窮していた。
コロナ禍で収入がかなり減っちゃったみたい。
母方の伯父さんが連帯保証人になっているそうだ。
伯父さんは、お子さんがおらず、F子さんをことさらに可愛がってくれたそうだ。
そんな「伯父さんに迷惑かけられない」と、F子さんの月収のほとんどが返済に廻っていた。
借りては返し、返しては借り・・・を繰り返していたらにっちもさっちもいかなくなってしまっていた。
表情や口ぶりで、ZOOMの画面越しに「焦燥感」が伝わってくる。
コチラからF子さんにイロイロアドバイスしたんだが、詳しくは長くなるから書かない。
ただワタシが話したことを、うまくF子さんが伯父さんに上手く伝えられるとは思えなかったので、
「ワタシが伯父さんに話してあげるから、F子さんと伯父さんとワタシがZOOMで話せる環境作ってよ。もう一度無料面談するから」と言ったら少し安堵してくれた。
安堵した表情を見て「少なくとも“死のう”とは思っていないな」とワタシも少し安堵した。
資金繰り問題で連帯保証人がいる場合・・・まったく支障なく救済できるケースは、実はあまり多くない。
当事者が連帯保証人に対して困窮状況を「ひた隠し」にしてしまっている事が多いからだ。
連帯保証人からすれば、ある日突然に「困った状態」に陥らされるワケで、まさにこれこそ「青天の霹靂」という状態だろう。
「連帯保証人に迷惑かけられない」という問題を解消する為に、「情報を隠し無理な返済を継続する」という手段は絶対的に間違っている。
「連帯保証人に迷惑かけられない」という問題を軽減する為に、「後々に大きな迷惑をかけない為に、今のうちから少しのお手間を依頼する」という手段が有効である事は間違っていない。
連帯保証人問題は、歯痛とよく似ている。
ほっといても良くならないので、「早めに手を打つ」という事が肝要なのです。
そして、その困窮状態を一人で押し黙っている事は決してやってはならない事なのです。
ましてや、F子さんは伯父さんからの寵愛をうけているようなんだから、「“最後の甘え”と任じ、伯父さんに甘えてみる」というスタンスは非常に肝要なのです。
その為に、、、たちばなはじめのトークが重要だ、とF子さんは思ってくれたようだから、ワタシはそれに喜んでお答えする事にしようと思った。
とりあえず、約50分のZOOM面談で、F子さんの表情は随分明るくなった。
「伯父さんにたちばなさんの事を話して、同意を得た上でまたご連絡させて頂きます。」と言葉を頂き、回線を切断した。
歯痛は、症状を先送りしても、困るのは自分だけだからまだいい。
連帯保証人問題は、症状をひた隠しにすると、問題が発生した時に自分以外にも迷惑が派生する。
歯痛と資金繰り問題はここが決定的に違うんだ。
本件に関わらず、全ての方に改めて申し上げる。
「後々に大きな迷惑をかけない為に、今のうちから周辺に小さなお手間を依頼する」というスタンスは非常に重要です。
その為の “助け” として、たちばなはじめは有効な手段であると自負しています。
問題の先送りは・・・万死に値する、と認識くださいませ<(_ _)>
テレビのバラエティショーでおどけるお笑い芸人を観て母が言う。
「この人たち、ふざけてばっかり!」
ワタシが言う
「ふざけるのが芸人の仕事だろうよ」
今日もしなくて良いケンカをしてしまった。母の機嫌が直るまでは・・・これは問題を先送った方が良いね(笑)