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銀行と決別する方法

事務局の谷本です。

交流会で出会った銀行員に言われました。

「ぜひ、御社のビジネス発展のお手伝いをさせてください!」と。

後日、決算書を持って銀行に出向きました。

「非常に優秀ですね。300万円までならすぐにご融資できます」

当時、お金を借りるつもりなどまったくなかったのですが、「せっかくなので借りられるものは借りとこう」と思い、融資を受けました。

信用保証協会付きで。

もちろん、信用保証協会の仕組みなどまったく知らず、、、。

約5年返済を続け、「もうすぐ完済だ」と思ったとき、銀行はやってきました。

「社長、順調なようで何よりです。今後、設備投資や事業拡大の予定はありませんか?もうすぐ返済が終わりますので、追加融資のご提案にまいりました」

今度は600万円借りました。

また、保証協会付きで。

ちょちょっと書類を書くだけで、まとまったお金が労せず手に入る。

結局クセになってしまって、何かにつけてお金を借りるようになりました。

すぐ貸してくれるので、何となく「お金が減ってきたらまた借りればいいや」みたいな感じに、、、。

最終的には、いくら借りているのかも分からないくらいになりました。

その後、業界の風向きが変わり業績が悪化。

業績悪化の原因は、資材の高騰や施工単価の低下によるもの(※当時は建築業)。

もはや、企業努力ではどうにもなりません。

どうにも資金繰りが苦しくなり、とりあえずお金を借りようと銀行へ出向きました。

応接室へ通され、コーヒーを飲みながら事情を説明。

「状況は分かりました。検討しますので事業計画書を作成してきてもらえますか?」

、、、まさかの保留。

「これまで積み上げてきた信用があるから大丈夫だろう」

と考えていた私は甘かったようです。

支払いの関係もあったので、大急ぎで事業計画書を(適当に)作成し、銀行へ持ち込みました。

応接室へ通され、お茶を飲みながら事情を説明。

飲み物がコーヒーからお茶に変わっていましたが、「あ、今日はお茶なんだ」というくらいの認識で、これに深い意味があるなんて当時は考えてもみませんでした。

「社長、これだと稟議に通すのが難しいので、資料など添付してもっと具体的にお願いします」

現場と金策に追われ、子育てもしながらで、正直そんな書類を時間かけてつくってるヒマなどない、、、

でも、融資のためにはやむを得ないので、仕方なくちゃんとしたものをつくることにしました。

「しかし、こんなもん希望的観測で作成するしかないわな」

で、本やネットでいろいろ調べて、かなりつくり込んで提出。

1週間ほどして、銀行から連絡が。

「社長、条件付きということで稟議が通りました。ご説明しますので当行へお越しください」

「条件付きってなんだ?」と思いながら銀行へ。

銀行が提案してきた融資の条件とは、、、

嫁さんを連帯保証人にすること。

保証協会枠がもう使えないから、という理由でした。

ちなみに、不動産はすでに担保に入っているので、あとは連帯保証くらいしかなかったんですね。

「なんだ、そんなことなら簡単だ」と思い、

「分かりました。その方向で進めてください」

と伝え、その場で書類にサインしました。

嫁さんには事後報告。

もちろん、この時点では資金繰りに困ってるなんてことは一切言ってません。

仕入れや設備投資で必要だから協力してね、というスタンスで、サインして当然という雰囲気でゴリ押ししました。

本人の印鑑やサインが必要とのことで、後日一緒に銀行に行き、無事400万円ゲット。

後日、通帳に400万円が振り込まれ、胸をなでおろしたのもつかの間、、、

これが終わりの始まりだったなんて、このときは知るよしもなかったのです。

「400万円あれば大丈夫だろう」

と思っていたんですが、頑張ってもがんばっても落ちた売上はなかなか戻らず。

むしろ、返済額が増えているので、資金繰りはさらにキツくなる一方。

あれよあれよという間にお金がなくなり、さらなる追加融資の相談に行ったのですが、、、

いつもは応接室に通されるのに、なぜかお客様窓口での対応。

結構な時間待たされ、飲み物もなし。

挙句の果てに「返済がまだだいぶ残っているのでこれ以上は難しいですね」と門前払い。

もう、気持ちいいくらいの手のひら返しです。

結局、融資先探しや金策に奔走し、最終的にはカードローンや消費者金融、リボにまで手を出しました。

ここまでくると、もはや立て直しは不可能です。

で、あれだけ爽やかに「谷本さんの事業の応援をさせてください!」と融資の提案をしてきた若手行員もいつの間にかいなくなり。

一転、支店長や部長クラスに詰められ無慈悲に回収される日々が始まるのです。

連帯保証の恐ろしさも、このとき初めて知りました。

時すでに遅し、ですが。

晴れの日に傘を貸し、雨の日に取り上げる。

銀行とは、そういうところ。

でも、ビジネスだから仕方ない。

逆の立場で考えると、彼らの気持ちも理解できます。

でも、、、

お金があるときにお金を貸して、お金がなければお金貸さないって、やっぱり何かヘンじゃない?

「地域のために、お客様のために」

なんて言いつつ、「自分たちのために」ってにおいがプンプンするけど。

まあ、ボランティアじゃないですからね。

利益優先になるのは仕方ないでしょうし、考えなしに貸すのもどうかとは思います。

が、

とはいえねぇ、、、

やっぱり、なんかしっくりこないわけですよ。

「事業の支援だ応援だ」と熱っぽく言うわりには、調子悪くなるとクルッと手のひら返しちゃうし。

私がたくさんお金を借りて事業に成功すると、成績は上がるし利息でたくさん儲かる。

でも、お金を貸さずに回収を始めたってことは、私のことを見限ったってことですよね?

じゃあ、私たちの関係も終わりってことでいいですよね?

お互いに必要ない関係性なんだから、もうお別れしちゃいましょう。

利益にならないお客はいらない。

じゃあ、カネを貸さない銀行は?

いらないよね。

銀行と決別する方法

たちばなはじめ事務局 谷本

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