たちばなはじめ事務局のたにもとです。
同級生に、経営者の友人がいます。
東京で事業をやっていて、
結構うまくいっているようです。
彼は高校時代の同級生。
Facebookでつながって、
「久々に会おう!」という話になりました。
当時、私は月1~2回くらい
四国から仕事で上京していました。
都内で約25年ぶりに再開を果たし、
お互いの近況報告などをしながら
思い出話に花を咲かせました。
で、ひとしきり話したあと、
流れは自然と仕事のことに。
上京して就職、独立して事業を
軌道に乗せた彼の話を、尊敬の念を
もって聞いていました。
でも、正直悔しい気持ちもありました。
私はといえば、四国の片田舎で
細々と事業を営む平凡な個人事業主。
どんなにカッコをつけても、
彼の足元にも及びません。
しかも、当時はすでにたちばなの
コンサルを受け、再生に向けて
動き始めていたところでした。
あまりの格差に、
恥ずかしいやら情けないやら。
自分への失望を感じながら、自嘲気味に
「オレ、今あんまりうまくいってなくてさ。
お金が回らないから、返済やめてるんだよね」
そう切り出すと、
「え?返済やめてるってどういうこと?」
と、お決まりのツッコミが。
私は、
「実は、とある再生コンサルの指導で、
借金の支払いを全部ストップしてるんだよ。
今、毎月100万円くらい返してるから、
その返済をやめたら毎月100万円残るだろ?
で、その確保できた資金を活用して
再生するという計画を実行してるんだ」
すると、彼はけげんそうな表情を浮かべ
「いやいや、それはヤバいだろ。
そんな話、聞いたことないぞ?
ダマされてるんじゃないの?
そのコンサル、本当に大丈夫なのか?」
私は、
「いや、オレのやってることは
契約的には何の問題もないんだよ。
みんな知らないだけでさ。
そのコンサルのことはめちゃくちゃ調べたし、
言っていることは正しいと思った。
返済をやめるっていうのは、
賛否両論あるだろうけど、、、
実際、それで何人も助けてるってことだし。
どうにかしようと色々がんばったけど、
もうどうしようもないんだよね。
この人を信じてやる以外に、もう手はないんだよ」
彼は言いました。
「借金を踏み倒すってことか?
銀行相手に、それは無理だろ。
とりあえずリスケしてもらえば?
もう商売できなくなるぜ?
銀行を敵に回したら絶対ヤバいって。
破産したほうがいいんじゃない?
チャラにしたほうが絶対いいって。
オレなら破産するわ。
ウチの顧問弁護士紹介するから
一回相談してみれば?」
あぁ、これはダメだ、、、
相当酒が回っていたこともあり、
これ以上話すと口論になりそうだったので
「破産か、、、また何かあったら頼むわ」
その後、彼との連絡は途絶えました。
もちろん、彼の気持ちは理解できます。
私も、最初はそうでした。
お金が返せなくなったら破産。
それが当たり前だと思っていました。
でも、いざ破産という状況になると
「やっぱり破産はしたくない」
と考えるのが人情です。
そして、何とか破産せずに
解決できる方法を探す。
もし彼が私と同じような状況になったら
軽々しく「破産」と言えるだろうか。
たちばなが言っているように、
人生にはトレンドがあります。
良いときもあれば、悪いときもある。
私も、確かに良いときはありました。
うまくいっていたときは、
「社長、社長」とチヤホヤされ
色んな人が言い寄ってきました。
銀行も、どんどん金を貸してくれました。
私は、自分の成功に歓喜し、
ずっと続くものと思っていました。
でも、、、
うまくいかなくなると
蜘蛛の子を散らすように、周りから
一気に人がいなくなりました。
銀行は融資をストップし、口座を凍結し
一気に回収に転じました。
今は良くても、必ず悪いときはやってきます。
盛者必衰。
私が人生を語るなどおこがましいことですが、
人生とは、そういうものです。
しかも、私には絶対に
破産できない理由がありました。
それは、私の父と嫁さんが
連帯保証人になっていたからです。
仮に私が破産したとしても、その負債は
父や奥さんが抱えることになる。
もし、父や嫁さんが返せなければ
同じように破産の道をたどることに、、、
お金に困ったことのない人や
知識のない人は、簡単に破産を口にします。
でも、破産というのは、思っているよりも
はるかに困難を極めます。
友人は、破産してリセットして
一からやり直せと言いました。
でも、そんなに単純で、
簡単なことではありません。
たちばなのクライアントさんには
破産と「破産しない再生法」を
両方経験された方がいらっしゃいます。
その方いわく、
「破産しない再生法が絶対いい」
とのことでした。
詳しくは、たちばなのセミナーで
聞いて欲しいのですが、最短で再起するには
破産しては絶対にダメなんです。
いかに、調子の良いときに
調子が悪くなったときのことを想定し
最小限のダメージで乗り切るための
対策をしておくか。
事業を継続し、安定した生活を
実現するためには、万が一に備えた
リスクヘッジが重要だということです。
破産などせずとも、再起するための
ルートははいくらでもあります。
決して、私のようにならないように。
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たちばなはじめ事務局 たにもと