谷本です。
今年度もいろんな補助金が動き出しましたね。
で、支給要件の中に「賃金引上げ枠」が設定されているものも多いです。
給料や時給を上げたら、支給額を割増しますよ、というもの。
例えば、小規模事業者持続化補助金。
賃金引上げ特例を利用すると150万円が上乗せされます。
条件として、今の給料より時給+50円。
「150万円も上乗せされるんだったら上げようかな」
って思うかもしれませんが、、、
ちょっと待ってください。
時給+50円だと1日8時間で400円。
月20日で8000円。
これが人数分増えるんですから、、、
仮に10人分だと、月8万円。
年間96万円の人件費増ということに。
しかも、一度上げた時給は下げられません。
このコスト増が、ずっとのしかかってくることになります。
2年経たずに、150万円はチャラ。
そこからは、人件費のコスト増に苦しむ未来が待っている。
賃上げ、賃上げ。
労組連合は、中小企業の賃上げ6%を目標にしているんだとか。
いやいや、、、
賃上げ6%って簡単に言うけど、それを価格に転嫁できる?
もしくは増販できる?
時給増が収益増に結びつくならまだしも、実際はそんな簡単じゃないよね?
給料上げても売上上がらなきゃ、ただただ苦しくなるだけ。
そこまでして給料上げる意味は?
従業員からすれば、そりゃ給料上がればうれしいけど、、、
給料上げて経営立ち行かなくなるなんて、本末転倒すぎるでしょ。
甘言をささやく補助金業者は多いです。
が、目先の利益にとらわれてはなりません。
安易に賃上げの波に飲まれてはなりません。
補助金を使ってまで、本当に時給を上げる必要があるのか?
その昇給は、会社の利益に貢献するのか?
よくよく検討してください。
目先の利益だけにとらわれると、ろくなことがない。
くれぐれも、賃上げトラップに引っかからないようお気をつけを。
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谷本