谷本です。
私、お金で失敗しました。
約6年前、借金4000万円が返せなくなったんです。
当時は、この世の終わりくらいに感じてた。
辛かった。
苦しかった。
孤独だった。
今思い出しても、胸がつまる。
「なんでこんなことになっちゃったんだ」
自分の失敗を呪いました。
この経験は、一生忘れないでしょう。
でも、、、
今はむしろ「失敗してよかったな」と思っています。
この失敗があったからこそ、たちばなはじめと出会えたし、人生をかけるべき仕事が見つかったから。
当時、いろんな人に相談しました。
「銀行に相談(リスケ)したら?」
「弁護士に相談したら?」
「破産したら?」
「親に借りたら?」
「死ぬ気で働け」
「なんとかなる」
「元気だして」
返ってくる答えはその程度。
何の解決にもなりませんでした。
親に、子どもに、妻に、夫に、知人に、仲いい社長に、顧問税理士に、、、
「相談してみます」
っていう人は多いです。
前提条件として言っておきます。
お金に困ったことない人に相談しても、何の解決にもなりません。
まれに、
「たちばなはじめに相談したら?」
っていうラッキーな回答に巡り合う方もいらっしゃいますが、、、
まあレアケースです。
ほとんどは、私のようにありきたりな回答をされるのが関の山。
逆に、正論を振りかざされて、説教を食らうこともあるくらい。
たまにいるんですよ。
傷口に塩をぬってくるような人が。
言ってる本人は気持ちいいんでしょうが、言われる方はたまったもんじゃない。
それで命を投げ出しちゃう人だっているんですから、気をつけなきゃ。
そもそも、、、
窮地に追い込まれた人間には、正論などなんの意味もないんですよ。
正論などいいから、とにかく何とかしてくれと。
いくら正論振りかざしたって、負けたら終わりなんだから。
「わかるよー」
なんていうのは口だけ。
気が狂いそうなほどの苦悩など、絶対にわかるわけない。
相談する人を間違えてはなりません。
お金に困ったら、お金に困ったことのある人に相談すべき。
そして、その対処法も重要です。
その場しのぎのリスケや資金調達は無意味。
販促だ、セールスだ、マーケティングだ、、、
再現性のない方法に頼るのは、極めてリスクが高いです。
うまくいかなきゃジエンド。
成果が出るまでにキャッシュが逃げるし、時間もかかる。
資金的有事のときは、とにかく急がにゃならんのよ。
一刻も早く出血を止め、手元の資金を確保して、、、
再生に全振りするんです。
失敗した人の気持ちは、失敗した人にしかわかりません。
失敗からの立ち直り方だって、失敗した人のほうがよく知っている。
私は日々、失敗者のプライドをもって仕事をしています。
なので、失敗を責めたりなんか、絶対にしない。
失敗したっていいじゃないか。
挑戦の証なんだから。
失敗したっていいじゃないか。
成功の母なんだから。
世の中は、失敗からできている。
挑戦した自分を誇ろう。
ほとんどの人は、挑戦すらできないんだ。
失敗は、恥ずかしいことでもなんでもない。
重要なのは、失敗を認め、チャレンジし続けること。
原因を追求し、同じ失敗を繰り返さないこと。
そうすれば、いつか必ず成功する。
失敗は財産です。
その一つひとつが、あなたの糧になるでしょう。
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お金で悩んだときの正しい相談者
追伸:
一気に冷え込んできましたねー。
この季節、ネコがPCで暖を取るため仕事の効率がガタ落ちです(笑)
人間たちも暖かくして、寒さに負けずがんばりましょう!
谷本

