事務局の谷本です。
すでにご存知の方も多いと思いますが、、、
私の債権のいくつかは、父と嫁さんが連帯保証しています。
で、この連帯保証制度。
やっぱりヤバいんですよ。
何がヤバいって、、、
連帯保証人は主債務者と同等の責任を負っちゃうところ。
お金は直接借りてないけど返済する責任はある。
つまり、主債務者と同じように取り立てられるということです。
債権者からしたら、主債務者が2人いるという感じ。
回収できるなら、どっちでもOKということになります。
もう少し詳しく説明します。
もし主債務者が返済できなくなって、連帯保証人のあなたのところに取り立てに来たとしたら、、、
「いやいや、まずは主債務者から取り立てるのが筋でしょ!」
って思いますよね?
でもこういう場合、主債務者をすっ飛ばして連帯保証人に取り立てができちゃうんです。
例えば、私よりも父や嫁さんが資産を持っていた場合。
「私から取れるものがないから、連帯保証人の父や嫁さんの資産を差し押さえよう」
みたいなことができるわけ。
「先に主債務者から取り立ててくれ!」
って言っても通じない。
問答無用で取り立てられちゃうんです。
「面倒だから、もう一緒に差し押さえちゃえー!」
なんてことも。
これ、ヤバくないですか?
お金も借りてないのに取り立てられるなんて納得できます?
できるわけありませんよね?
1円も借りてないのに返済迫られて、訴訟されて、資産を差し押えられて、、、
私の場合、私と一緒に嫁さんも訴訟され口座の差し押えを食らいました。
主債務者がバックレたりしようものなら、もう目も当てられません。
こんなふうに、ある日突然、地獄に突き落とされるわけですよ。
安易に連帯保証して、人生を狂わされた人が数え切れないほどいる現実。
さらに言うと、
仮に主債務者が借金を消すため自己破産したとしても、連帯保証人の債務は消えません。
連帯保証人は引き続き返済の義務を負います。
何の知識もなければ、連鎖的に自己破産する可能性だって大いにあるわけです。
もし私が自己破産しても何の解決にもならないどころか、むしろ父や嫁さんを苦しめてしまうだけ。
なので、私は返済ができなくなったけど自己破産はしていません。
自己破産せずに家族を守る道を選びました。
もし、あなたが連帯保証をしていたり、誰かに連帯保証してもらっているなら、、、
万が一の可能性を考慮して、すぐにでも連帯保証のリスクに備えてください。
仮に返済できなくなったとしても、自分と連帯保証人の資産や生活に影響が及ばないような環境を整えてください。
自分の身は自分で守ってください。
そして、何より大切な人を守ってあげてください。
それができるのは、この情報に触れたあなただけです。
こうやって恥をさらしながら発信している私の思いが、少しでも多くの人に伝わることを心から願っています。
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連帯保証のリスクを回避する方法
たちばなはじめ事務局 谷本