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借金は返すな、借りまくれ!の誤解

事務局の谷本です。

「借金は返すな!借りられるだけ借りろ!」と説く人の動画を見ました。

「借金は返すもんじゃない。借りられるだけ借りて事業を拡大して、内部留保を増やして、さらに借りる。常に潤沢な資金を確保し、いつでも融資を引き出せるような状態にしておくことが経営の極意である」

というような内容でした。

これができたら苦労はないんですが、、、

考え方は理解できます。

資金繰りの理想形の一つだと思います。

ただ、これは平時の思考です。

というより、うまくいくことしか考えてない。

無尽蔵に融資を引ける大企業ならいいでしょうが、、、

中小企業が鵜呑みにするのはかなりリスキーかと。

たちばなは、セミナーで必ずこんな質問をします。

「あなたは、なぜ借金を返すのですか?」

考えてみてください。

返さなきゃいけないから?

それはもちろんその通り。

でも、おそらくこれが一番の理由じゃないでしょうか。

「借金を終わらせるため」

大企業のように会社が継続的に存在し、借金を終わらせる必要がなければいくらでも借りまくればいい。

自分の代で終わらせることなんて考えなくていいし、際限なく資金を注入してくれるんだから。

でも、世の中のほとんどは中小企業。

円安、増税、不景気、物価高、人件費高騰、人材難、、、

融資を引くのも一苦労だし、利益を出すどころか、会社の存続すらままならないようなご時世です。

もし「会社を閉じたい、閉じなきゃいけない」ってなったとき、借金は間違いなく足かせになる。

負債まみれの会社を継いでくれる人、います?

負債まみれの会社を買いたい人、います?

じゃあ、仕方ないので親族に継がせる?

どう転んでも「望み薄」ですよね。

「自分の代で終わらせたい」ってなっても、、、

膨大な負債のせいでやめるにやめられず、ダラダラ続けてせっかく築いた資産や財産をすり減らし、お金や体力や気力を限界まで追い込んだあげく、、、

苦しみから逃れようと破産すればすべてを失う。

そもそも、、、

一度融資を受けてしまえば、そのらせんから抜け出すのはほぼ不可能。

そのカラクリは、セミナーに来れば分かります。

融資のらせんカラクリから抜け出す唯一の方法

借金は、貯金ではありません。

あくまでも、借り物です。

利息を付けて、決められた期間で返さなきゃいけない。

「何を当たり前のことを」

と思われるでしょうか。

でも、頭では分かっていても、口座にお金があればどうしても「自己資金」と錯覚してしまいます。

資金繰りに窮すれば、「ヤバいな」と思いながらも目の前の支払いを乗り切るために残高がゼロになるまで使い込む。

私が見た動画では、融資で設備投資や事業拡大を推奨していましたが、、、

それで利益を上げられなきゃ、詰み確定です。

例えば、500万円借りて全額設備投資したとしましょう。

毎月の返済額が10万円だったとしたら、最低でも月10万円利益を上乗せする必要があります。

売上じゃなく利益を、ですよ。

利益を毎月10万円上乗せなんて、なかなかのものですよね。

じゃあ、月10万円の利益を上乗せするのに必要な売上はいくら?

運転資金だって同じです。

融資は使うのが前提だから、残高なんてすぐに減る。

借りて使って使って借りて、、、を繰り返せば繰り返すほど、資金繰りはどんどん苦しくなっていくわけです。

設備投資や事業拡大すれば、そのぶん追加コストも発生します。

融資が引けるうちはまだいいですが、借りなきゃ回らないようになってくると、行き詰まるのは時間の問題。

債務超過になったら、終焉間近。

貸し渋りやリスケジュール、そして、、、融資が途絶えた瞬間、ジエンドです。

連帯保証人なんて付けてた日にゃ、、、目も当てられない。

私のように(笑)

いやいや、笑いごとじゃないんですけど。

無計画かつ無謀な融資は、終わりの始まり。

考えなしにお金なんて借りちゃダメ。

ゴールから逆算し、身の丈に合った資金繰り計画を立てましょう。

ちなみに、

「借金は返すな!借りられるだけ借りろ!」

を否定するわけではありません。

経営者なら「会社をデカくする!」というような野望や野心はあってしかるべし。

私は、むしろこの考え方には賛成です。

ただし、

「万が一失敗しても大丈夫な環境を構築しておく」という条件付きで。

失敗に対するリスクヘッジをしておけば、、、

たとえ資金繰りに行き詰まったとしても、破産して周囲に迷惑をかけることなく、経済的な損失を最小限にとどめ、生活を維持しながら再出発することができます。

失敗した先のことまで分かっていれば、失敗を恐れることなくバンバン融資を受けて、ガンガン攻められますよね。

みんな、攻めには積極的なんだけど、守りがまるでザルなんですよねぇ。

まあ、1回やらかしてる私が言うのもなんですが(笑)

ぜひ私を反面教師にしていただいて、、、

表面的な情報にまどわされることなく、資金繰りの本質を見極めてください。

資金繰りに行き詰まっても破産せず生活を維持する環境を構築

たちばなはじめ事務局 谷本​

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