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差し押さえられた児童手当

たちばなはじめ事務局のたにもとです。

「児童手当が差し押さえられました」

という話を小耳にはさんだので
ちょっと調べてみました。

結論から言うと、
児童手当の差し押さえは違法
のようです。

法律でも定められていて、
実際に、児童手当の差し押さえを
違法とした判決もありました。

ただ、解釈はちょっと複雑。

児童手当を受給する権利は
差し押さえできない。

でも、口座に支給された児童手当は
この限りではない、というもの。

うん、ややこしい(笑)

銀行口座に入金されると、
児童手当は銀行の預金債権になります。

つまり、

銀行口座に振り込まれた時点で
児童手当の属性が消えてしまう、
ということですね。

これは、たちばなが言っている
「お金に名義はない」
という考え方と似ています。

ちなみに、年金も同じような感じです。

年金の差し押さえは禁止されていますが
口座に振り込まれた年金は、この限りではない。

なので、児童手当も年金も、支給されたら
できるだけ素早く引き出したほうがいい、
ということになります。

あ、差し押さえの可能性がある人は、ですが。

じゃあ、

支給された児童手当を
差し押さえられたら諦めるしかないのか?

というと、そんなこともないようです。

差し押さえられた預金が児童手当であることを
証明できれば、差し押さえを取り消せる
可能性があるみたい。

前述の差し押さえ案件の判決では、
口座の取引履歴が児童手当だけだったので
児童手当と認められたようです。

さらに、債権者側も、児童手当と認識して
差し押さえに及んでいたとのこと。

なので、もし児童手当を差し押さえられても
裁判の結果次第では、取り戻せるかもしれません。

ただ、

裁判するにも費用や時間が必要です。

エネルギーも消耗します。

仕事やプライベートにも差し支えます。

費用対効果を考えると、そこまでして
取り戻すメリットはいかほどか?

そもそも、裁判しても
取り戻せない可能性もある。

だったら、いつ差し押さえられてもいいよう、
あらゆるケースに備えた事前対策を
しておくのがベストだと私は考えます。

差し押さえの事前対策を学ぶ


参考までに、判決事例が記載された
記事のリンクをはっておきます。

大阪府のホームページからの引用です。

公的機関のソースなので、
信頼性はあると考えます。

※追記※
該当ページは削除されました。
「児童手当 差し押え」で検索すると
同じような情報がたくさん見つかります。

興味があれば、ぜひ調べてみてください。

なお、私は法律家ではないので、
詳しいことは分かりません。

法律に関することは、法律家に。

有事の資金繰りや差し押さえ対策などは
たちばなはじめにご相談ください。

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最後に、

この事例は税金の滞納により
発生しています。

過去の私は、税金の支払いを
後回しにして、銀行や貸金業者への
支払いを優先していました。

「いやいや税金くらい払えよ」

と思われるかもしれません。

が、

実は、資金繰りに行き詰まった
多くの人がこの間違いを犯します。

資金繰りに行き詰まると、税金や社保、
年金を滞納してでも返済に充てるんです。

資金繰りが厳しいときこそ
お金の優先順位を
考えなければなりません。

納税は国民の義務です。

「納税が苦しいな」

と感じていたら、まずは
お金の優先順位を見直しましょう。

手遅れになる前に。

有事の資金繰り対策はこちら


たちばなはじめ事務局 たにもと

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